Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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アマモ場は、魚が外の海へ出る前のゆりかごだった
瀬戸内海のアマモ場は、アオリイカが卵を産みに来る場であり、クロダイの幼稚魚がワレカラ類やヨコエビ類を食べて育ち、やがてア…
サンゴ礁の形が、生きものごとの住みかを用意していた
喜界島のサンゴ礁では、サンゴの形の違いと外海・砕波帯・ラグーンの地形が、生きものごとの住みかをつくっている。そうした沿岸…
魚が卵を産む藻場を、漁師たちが手入れしている
沿岸の浅海域の藻場は、魚介の産卵場所、幼い魚の居場所、アワビやサザエの餌場になっている。その藻場に、漁業者の活動組織が母…
カキを育てる海は、カキにろ過される海でもある
カキなどの二枚貝は、海水をろ過してプランクトンや有機懸濁物を取り込む。1個のカキがろ過する海水は1日に約190〜400リ…
海の藻場が、街のオフィスの排出量計算に入ろうとしている
藻場は海の中でCO2を吸収している。その吸収量は水中ドローンで測られてJブルークレジットとなり、街のオフィスのCO2排出…
風車は去っても、竜飛崎の風は去らなかった
竜飛崎の海岸に吹く年平均約10m/sの強風は、風車の羽根を回す力として電気に変えられてきた。風車は撤去と建設を経て入れ替…
海岸の松原は、植えた後も地域が手を入れ続ける林だった
海岸の松原は、防風・防潮・防砂のために人が植えた林である。松葉かき・除草・広葉樹の伐採・松くい虫防除という手入れを通じて…
桂浜の海岸線は、波に削られながら人を呼んでいる
桂浜の海岸線は、それ自体が人を呼び寄せる景観である。その海岸線は長く波浪による侵食を受けており、海岸保全施設は自然景観と…
三保松原の砂浜は、安倍川の続きだった
三保松原の砂浜は、安倍川から運ばれる土砂の供給の上に成り立っている。川での砂利採取で供給が減ると、浜は削られていく。養浜…
海と暮らしの境界は、松林という厚みを持った帯だった
海と暮らしの間に立つ松林は、潮風や飛砂を後背地へ届く前に防ぎ、田畑や住居を塩害・風害から遠ざける。津波や高潮の際には、樹…
肥えた土が、天橋立の松原を広葉樹林に変えていく
砂礫が沿岸流で堆積してできたと推定される砂嘴・天橋立の松林では、腐植土で栄養過多となった土壌に、松以外の植物が育ちやすく…
慶良間のサンゴは、慶良間だけのものではない
慶良間諸島の海には日本の造礁サンゴの62%にあたる約250種が生息し、白化の進行が懸念されるなかで、サンゴの幼生供給源と…
白良浜の砂浜は、海が削り、人が足して形を保っている
白良浜の砂は、自然侵食や高波、沿岸流によって流失し続け、砂浜の幅は狭まっていく。砂浜は高波のエネルギーを吸収する緩衝機能…
藻場と干潟は、金融の外側ではない
沿岸の藻場や干潟はCO2を吸収し、生態系保全や水産資源の回復にも寄与する海洋生態系である。その保全と持続可能な利用に、ブ…
堤防のない砂浜は、逃げ道で守られる
砂浜と海を残すために堤防を造らず、万が一のときは人が逃げる海岸がある。そこでは各地区から高台への避難道が張りめぐらされる…
藻場は、海と水産と地域が重なる場所だった
藻場や干潟は、海洋環境の改善、水産振興、環境教育を通じた地域活性化という効果を、一つの生態系の中にあわせ持つ。海の環境と…
海辺の生きものは、海辺の外でも出会える
房総の海岸で観察される生きものは、観察のポイントとして冊子に記され、小学校から高校へ届く。干潟のカニやヤドカリは実物のま…
稚魚が育つアマモ場に、人が船から種をまいている
アマモは密集すると、海の生きものが卵を産み、稚魚が育つ場所になる。その種を、漁協を会場に参加者が陸で選び、船から海へまく…