Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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尾瀬の湿原を揺らしているのはシカの採食だった
尾瀬では、ニホンジカの増加が高山植物の採食と湿原の植生撹乱として現れている。湿原の植物の変化はシカの数の変化と重なってお…
森林の木の使い道は、価値の順に並べられている
森林の木は、木材にとどまらずバイオプラスチックやバイオエネルギーにも転じうる多機能な資源である。その複数の用途は並列では…
ゲンジボタルの入口は、川の水の中にある
ゲンジボタルの幼虫は清流を必要とし、水中でカワニナを食べて育つ。光る成虫の背後にあるこの水中の生態を学ぶことが、水質や地…
地球上の生きものは、ひとつのネットワークに集められている
地球上のあらゆる生物は、一つの国際ネットワークにデータとして集められ、誰でも開ける形で公開されている。そのネットワークは…
イノシシは、縄文の土器の縁にもいた
イノシシの姿は土で造形され、縄文時代中期の浅鉢形土器の口縁部や、釣手土器の釣手部分に装飾として付けられた。猪形土製品とし…
田んぼの隅の水たまりが、トキの餌場になっていた
田んぼの畦ぎわに残された水たまりは、ドジョウやオタマジャクシの逃げ場になり、そのままトキの餌場になる。佐渡ではそうした田…
戦場ヶ原の湿原植物は、シカから柵で隔てられている
戦場ヶ原の湿原には350種以上の植物が自生し、その貴重な植物はニホンジカの食害で壊滅的な状況に陥った。湿原を囲む約17k…
生物種は、その役割を通して人と出会う
マングローブや水生生物などの生物種は、生態系のなかで具体的な役割を果たしている。その役割が観察や体験を通して人に知られる…
生きものの居場所は、暮らしの近くで記録されている
生きものの居場所は、人が暮らし野外で過ごす場所の近くで記録される。協力者の約8割を占める市民調査員は、その殆どが居住地や…
奈良のシカは、切り落とされた角まで神に供えられる
奈良のシカは、祭神を乗せてきた白い鹿の伝説から「神の使い」とされ、傷つけることも殺すことも重罪とされてきた。雄鹿の角は、…
昆虫は、捨てられた有機物を飼料に変える中継点だった
食品残渣や有機廃棄物は昆虫の餌となり、高いタンパク質を含む昆虫は家畜や養殖魚の飼料となる。昆虫を経由することで、廃棄され…
ウンカやイナゴは、村境へ送り出される存在だった
ウンカやイナゴなど稲作に害を及ぼす虫は、虫送りで松明や鉦・太鼓とともに田の畦道を練り歩く人々によって、村境へ送り出される…
豊漁の祈りは、海の生き物の姿をしていた
海の生き物は、御嶽に神として祀られる。海蛇は漁獲への感謝を捧げる神事の対象となり、魚は豊漁を祈る祭りで神輿の姿をとって練…
イタセンパラは、教室に淀川のワンドを連れてくる
イタセンパラは淀川のワンドを主要な生息地とし、河川改修や外来魚の食害で生息環境が悪化するにつれて個体数を激減させてきた。…
頂点に立つ猛禽類は、足元の生物多様性を映している
食物連鎖の頂点に立つ猛禽類は、その生息環境の健全性が広範な生物多様性の指標となる。生息環境の悪化や繁殖成功率の低下は、個…
生物種の分布は、専門家だけでは見渡せない
生物種の分布や生息状況を把握するには、広範囲かつ長期にわたる記録が要り、専門家だけではその蓄積が難しい。一般市民が各地で…
地域の生きものは、調べる人にとって地域への入口だった
地域の生きものは、住民の手で記録されて生物データとなり、地域の自然環境を目に見えるものにする。生きものを記録する過程は、…