Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
多い切り口から見つける
Filter / 絞り込む
62 件
(フィルター適用中)
流域の森と水田は、地下水の入口でもある
流域では、森林・農地・都市・河川・湖沼が互いに関わり合っている。降水は地中に浸透して地下水を涵養し、整備された森林や湛水…
岸を守るヨシ原は、波に削られている
河岸のヨシ原は、岸を守り、水を浄め、多様な生きものの生息環境となる。そのヨシ原の基盤は、船の航走波に侵食され、流失してい…
祖谷の谷は、斜面ごと暮らしの場だった
祖谷川とその支流沿いの深い谷間では、集落は急峻な山肌に形成され、民家は高低差390mに及ぶ傾斜地に点在する。深山渓谷を渡…
流域の減災は、畑の土にも数えられていた
流域の減災は、畑の土が流れ出る量の軽減によっても担われている。土層改良で土壌流亡が軽減されることは、流域の減災への貢献と…
流域の水は、農地の耕し方を映している
流域の地下水や表流水へ流れ出る硝酸性窒素は、農地で化学肥料が使われないと抑えられる。流域の水質汚染リスクは、その流域の農…
渡り鳥の湿原は、水路を埋めると水を取り戻す
渡り鳥や希少種がすむ湿原は、地下水位が下がると乾燥化し、面積を減らしてきた。水抜き水路を埋め戻すと、涸れていた沼に湛水が…
掘った川底に戻る土砂は、海岸までつながっていた
熊野川流域では土砂の生産・供給量が多く、土砂生産域・河道域・ダム域・河口域・海岸域の土砂動態が互いに影響し合う。河道を掘…
信濃川の落差が、首都圏の鉄道を動かしている
信濃川水系から取水した水は、千手・小千谷・小千谷第二の3発電所で水力発電に利用されている。ここで生み出された電力は、首都…
湿地の植物は、シカに食べられないことで戻ってきた
湿地の植物は、増えたシカの採食と踏みつけを受け続けると壊滅的に減り、植生そのものが姿を変える。シカの侵入が抑えられて採食…
湿原の湿り気は、守るための木道も傷めていく
湿原の土壌は外的損傷に弱く、木道とロープ柵が人の歩行を土壌から隔てている。その木道も湿原の湿気と歩行の衝撃で傷み、新設と…
湿地は与えるだけの自然ではない
湿地は水質浄化や炭素貯留を担い、社会はその働きに依存している。一方で湿地の環境は、外来植物の駆除や清掃といった継続的な手…
火山がつくった湿地は、そのまま教室だった
火山活動は、中間湿原・火口湖・池沼・河川が連なる湿地群をかたちづくった。そこには希少な生きものが生息し、湿地は人が間近で…
干潟の遠浅が、押し寄せる波の力を削っている
河川が運ぶ土砂の堆積と潮汐作用によって、干潟は沖へ遠浅に広がっていく。この浅く広い地形を渡るあいだに、津波や高潮の波浪エ…
電力は、山の高さから生まれている
北アルプスの急峻な地形を流れ落ちる黒部川は、標高差によって水に大きな位置エネルギーを与える。その水が高所から低所へ流れる…
大正池が埋まるのも、橋が壊れるのも、土砂が動くからだ
大正池は、周囲の山々から流れ込む土砂で少しずつ埋まり、梓川の河床も上がっていく。集中豪雨のときには、土砂が土石流や土砂流…
漫湖の水質には、泥をかき混ぜる生きものの営みが映っている
漫湖の泥干潟では、カニや貝、ゴカイなどの底生生物が泥をかき混ぜ、有機物を食べている。この撹拌と摂食が、底質と水質の環境に…
高波を弱めているのは、世界最北のサンゴだった
世界最北の造礁サンゴ群集は、沿岸に押し寄せる台風や高潮の高波のエネルギーを7割以上弱める。サンゴ群集そのものが天然の防波…
干潟の値段は、毎年くり返される働きにつけられている
干潟には二枚貝やゴカイなど多様な底生生物が生息し、湿地は水質浄化・炭素固定・食料供給・生息環境といった働きを同時に生み出…
タンチョウの湿原の周辺は、国立公園の外側だった
タンチョウやキタサンショウウオが生息する釧路湿原は国立公園だが、その周りに広がる民有地は自然公園法の規制対象外となる場合…
湿地は、広がることで下流の洪水を受け止めている
湿地は水を湛える土壌を持ち、豪雨時の過剰な雨水を一時的に吸収し貯留する。川の氾濫原にある湿地は、洪水時に大きく広がって水…
汚れきった淀川は、戻ってこられる川だった
昭和50年代前半に著しく汚濁した淀川の水質は、その後改善傾向に転じ、枚方大橋ではBODが環境基準を達成している。この回復…
奥入瀬川の水は、湖に入る前にブナ林に蓄えられていた
奥入瀬川の水は十和田湖から流れ出るが、その供給源は外輪山のブナ林に蓄えられた雨や雪である。渓流沿いのブナ原生林も降雨や雪…
工場の排水を受ける川は、水源の森ともつながっていた
河川は、工場排水の負荷を受け止める流れである。その水質は、排水の浄化に加えて、水源林の整備や流域の清掃といった複数の手入…
鵜飼の舞台は、川底まで見える清流だった
長良川の川底まで見える清流は、鵜匠が鵜を操りアユを捕らえる夜の漁の場となっている。篝火が照らす川面の光景は観覧船から間近…