Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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都市の雨水は、緑の溝から土へ染み込んでいく
都市に降った雨水は、植栽と透過性のある土壌をもつ帯状の緑溝に集まり、地中へゆっくり浸透する。植物と土の層を通るあいだに、…
都市の暑さを和らげているのは、植物が手放す水だった
都市の緑地では、植物の蒸発散と日陰形成が気温上昇を抑え、ヒートアイランドを和らげている。その緑地空間は、都市住民のストレ…
分断された緑と水辺は、つながると生きものの道になる
生きものは緑地や水辺を生息と移動の場とする。分断された緑と水辺の拠点は、互いに連結されることで生きものの移動経路になる。…
田んぼの水を落とす手間は、海を越える排出削減技術だった
水田の水を間断的に落とし、中干しの期間を延ばすと、水田から出るメタンが減る。田んぼの水の出し入れという扱い方そのものが、…
土の微生物は、まだ1%しか知られていない
1グラムの土壌には数十億の細菌と数百万の菌類が生き、地球の生物多様性の25%以上を抱えるが、土壌微生物種の既知は1%に過…
都市の木陰は、暮らしの暑さを和らげていた
都市の樹冠は、覆う面積が広いほど体感温度を下げ、ヒートアイランド現象を和らげる。大雨時には洪水リスクの軽減にも寄与する。…
都市の緑は、眺めを超えて血圧に届く
都市公園の芝生地に身を置くと、安静時の血圧が高い人では血圧と唾液アミラーゼ濃度が下がる。緑視率が高い場所ほど、安らぎや潤…
宅地は、生態系ネットワークの外側ではない
宅地の植栽に地域の在来種が用いられると、宅地内の緑地は周辺地域の自然と連なる。一軒ごとの緑は、地域の生態系ネットワークの…
水田は雨を川の手前で立ち止まらせる
畦畔に囲まれた水田は、降った雨を一時的に貯留する。排水口を絞ると、たまった水はゆっくりと下流へ流れ出し、河川や水路のピー…
交差点の庭は、車道の雨を地面に返していた
市街地の交差点では、縁石に開けた穴から車道の雨水が庭へ入り、掘り下げて敷いた石の隙間を通って地下へ消えていく。寺の庭でも…
送粉者が減ると、受粉に値段がつく
世界の主要農作物の約75%は、ミツバチなどの送粉者による花粉媒介に依存している。送粉者が減ると収量は低下し、人工授粉のコ…
住まいの足元は、温度の変わらない場所だった
住まいの足元の地中は、温度の変化が小さい。縄文人は竪穴式住居でこの特性を暮らしに取り入れた。地表から20~100mの地中…
建物まわりの緑は、自らは熱くなりにくい日よけだった
建物のまわりの緑は、日向より周囲の気温を低く保つ。葉の蒸散によって、スダレより自らの温度も上がりにくい。建物用地と交通用…
近所の緑は、家の値段に映っている
市街地の緑は、最寄りの公園までの距離、住宅から100m以内の街路樹の量、通りの景色に占める植栽の割合として、住宅のまわり…
都市で生き物に学ぶ場は、生き物の居場所から生まれうる
都市のビオトープは、身近な生き物とふれあう機会を増やしうる。都市公園にバイオネストが広がれば、公園の生物多様性が促され、…
晴れた日の川は、土の中で遅れて届いた雨だった
森林土壌に入った雨水は、すぐには川へ出ず、地中をゆっくりと流れる。雨の降らない日にも、川には土の中を通ってきた水が流れ続…
農地の温もりは、地面の下から来ていた
農地の足もとの地中は、地下10〜15m以深で年間を通じて安定した温度を保っている。この地中熱や地熱発電後の熱水が、ハウス…
在来樹の庭は、一軒の中に閉じていない
宅地の庭に地域の気候風土に適した在来樹種が植わると、そこに見られる鳥類や蝶類の種類が増える可能性がある。点在する個々の庭…
工業地帯のトンボは、立場の違う人々に見守られている
工業地帯の緑地にすむトンボとその幼虫ヤゴは、企業・市民・専門家・行政が同じように見つめる生きものである。緑地の開放、保全…
作物を育てているのは土だけではない
土壌に棲む多様な生物は、有機物を分解して養分を循環させ、病害虫の増殖を抑える。作物の生産は、この土壌生物の働きを受けて成…