A|対象 生物種
×
B|視点 金融・投資
Connection

作物の実りは、送粉者の羽ばたきの上にある

Mechanism / 自然のはたらき
送粉
ミツバチなどの送粉者は、花から花へ花粉を運ぶことで多くの作物の結実を成立させている。この花粉媒介が細れば収量と品質は不安定になり、その揺らぎは農業や食品産業の収益に、さらには投資判断にまで及ぶ。
So What / 見えること ここから何が言えるか
投資が向き合う収益の安定は、書類の外で羽ばたく送粉者の営みの上に成り立っている。
Facts / 事実
・世界の主要農作物の約75%は動物による受粉に依存しており、その経済的価値は年間2,350億~5,770億米ドルと試算されている。
・ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチなど送粉者への影響が指摘されており、受粉生物の減少要因の一つと考えられている
・受粉生物種の減少は、農作物の収量低下や人工授粉のコスト増を招き、農業経済に直接的な損失を与える。
・世界経済フォーラムは、世界のGDPの半分以上(約44兆米ドル)が自然資本に依存しており、その損失は甚大な経済リスクであると指摘している。
・TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フレームワークは、企業が事業の自然資本への依存と影響を評価し、自然関連リスクを財務情報として開示することを推奨している。

※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。

Type Impact
Scale Planet
Layer Nature
エリア 里・まち
時間 成長
Confidence Verified
Updated 2026-06-26
Related

このConnectionから広がる