Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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都市の街路樹は、大気を吸い込んでいる
都市の樹木は葉の気孔からガス状の大気汚染物質を吸収し、葉面に粒子状物質を沈着させる。この吸収と沈着の働きが、人が密集する…
漆喰の壁は石灰石に戻ろうとする
土壌由来の石灰石を焼いて得た消石灰は、漆喰として壁に塗られる。多孔質の壁は湿気を吸放湿しながら空気中の二酸化炭素を取り込…
都市の木陰は、暮らしを冷やすインフラだった
都市の樹冠は直射日光を遮り、蒸散によって周囲の気温を下げる。葉と土は雨水を受け止め、地表への到達を遅らせる。この気温緩和…
都市の森は、生きものの住処であり都市の冷却装置でもある
地域の気候や土壌に適した樹種で構成された都市の森は、樹冠が層をなす立体的な生息空間を形づくり、多様な生きものを住まわせる…
土の断面は、その土地の年代記だった
土壌は地層ごとに色や質感を変えながら形成され、その断面には気候や母材、生きものの営みが積み重なる。断面に刻まれた成り立ち…
公園の冷気は、塀を越えて街へ流れ出す
樹林地や芝地では日射遮蔽と蒸散、放射冷却が同時に働き、地表付近に冷たい空気の層が生まれる。この冷気は密度が高いため低い場…
農地は収穫だけを生み出しているのではない
農地の土壌では、微生物の働きによって有機物が分解され、炭素が土壌に貯留される。この土壌の炭素貯留は、収穫物とは別に蓄積さ…
農地の土は、金融が値をつける資本になった
農地の土壌は、不耕起や被覆作物のもとで有機物を蓄え、微生物や生物の多様性を取り戻していく。この土壌の再生力そのものが、劣…
農地の土壌は、投資家が値をつける前から資本だった
農地の土壌は有機物を蓄えることで炭素を固定し、保水力と生物多様性を回復させる。この土壌の状態そのものが農地の生産力を支え…
都市の緑は防災インフラになる
市街地・都市に緑地や水辺があると、植物の蒸散作用や日射遮蔽、土壌の保水によって気温の上昇が抑えられる。この自然の働きがヒ…
雨をしみ込ませる宅地は浸水に強い
宅地の日常的な雨水管理が浸水リスクに直結する。雨水を浸透させる施設は、地表を流れる水量を減少させ、結果として住宅地全体の…
住宅地の緑は、庭ではなく気候の一部だった
住宅地の樹木や草は、蒸散によって周囲の熱を奪い、葉が直射日光を遮り、地面が雨水を浸透させる。こうした自然の働きが積み重な…
都市の小さな緑地が、消えた生きものの気配を呼び戻す
市街地に残る植物園やビオトープの水辺や植生は、分断された都市空間のなかで昆虫や鳥が行き来する小さな生息地となる。そこに生…
土の中の微生物が農業を支える
土壌は多種多様な微生物が活動する生命の場であり、これらの微生物は有機物の分解を通じて植物への養分供給を促す。また、団粒構…
里山は教える場ではなく、感じさせる場だった
里山では多様な生物が季節ごとに関わり合い、生態系が絶えず遷移していく。その変化は五感でしか捉えられない情報として現れる。…