A|対象 地形・地層
×
B|視点 防災
Connection

泥流は川を下り、住まいは段丘へ上った

Mechanism / 自然のはたらき
火山泥流の流下→地形選別
火山泥流は川筋に沿って短時間で流れ下る。その流路となる低地と、そこから一段高い段丘面との高低差が、住まいの置き場所を分けている。十勝岳の麓では、低地を離れて段丘面へ住居が移されてきた。
So What / 見えること ここから何が言えるか
川沿いの低地と段丘の段差は、見慣れた景色である前に、泥流の通り道と暮らしの場所を分ける線でもある。
Facts / 事実
・北海道の十勝岳では、1926年(大正15年)の噴火に伴う火山泥流が美瑛川・富良野川を20数分で流下し、144名の死者・行方不明者が生じた。その後、低地を避けた段丘面への住居移転や土地利用規制が行われてきた(国土交通省 北海道開発局)。
・長崎県の雲仙普賢岳では、1991年6月3日の大火砕流で死者・行方不明43人が生じ、人が住む地域として初めて災害対策基本法に基づく警戒区域が設定された。避難対象人口は最大時で約1万1千人にのぼった(内閣府)。
・アイスランドのグリンダヴィークでは、2023年11月以降の地震活動と噴火を受けて全住民(約3,700人)が避難し、政府が2024年に町内の住宅の大半を買い取る措置を講じた。

※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。

Scale Region Site
エリア 里・まち
時間 撹乱
Confidence Verified
|
Updated 2026-05-29
Related

このConnectionから広がる