花粉を運ぶ虫は、株式の依存先でもあった
Mechanism / 自然のはたらき
花粉媒介→生物間相互作用
世界の主要な農作物の75%以上は、花粉媒介者に依存している。送粉昆虫が減ると、その働きの価値喪失は世界のGDPの1–2%に及ぶと見積もられる。投資家が株式の自然への依存を測るとき、花粉媒介はその一項目に並ぶ。
So What / 見えること
ここから何が言えるか
株を持つことは、花粉を運ぶ虫の働きに寄りかかることでもあった。
Facts / 事実
・Lippert et al.(2021)は、近年の世界的な送粉昆虫の減少による価値喪失が、世界のGDPのおよそ1–2%に及ぶと見積もった。
・小沼・大久保(2015)は、日本の農作物に限っても、野生の送粉者による経済効果を年間3300億円と見積もった。
・GPIFは、ESG活動報告書でTNFDの試行版を開示し、S&Pグローバルの「自然リスクと生物多様性データセット」を用いて、株式ポートフォリオの生態系サービス別の自然への依存関係スコアを分析した。そのスコアの横軸の項目に「花粉媒介」が含まれる。
・農研機構は、世界の主要な農作物の75%以上が花粉媒介者に依存していると記し、わが国の農業生産における送粉サービスを約4,700億円に相当すると試算した。
・小沼・大久保(2015)は、日本の農作物に限っても、野生の送粉者による経済効果を年間3300億円と見積もった。
・GPIFは、ESG活動報告書でTNFDの試行版を開示し、S&Pグローバルの「自然リスクと生物多様性データセット」を用いて、株式ポートフォリオの生態系サービス別の自然への依存関係スコアを分析した。そのスコアの横軸の項目に「花粉媒介」が含まれる。
・農研機構は、世界の主要な農作物の75%以上が花粉媒介者に依存していると記し、わが国の農業生産における送粉サービスを約4,700億円に相当すると試算した。
Observation / 観測記録(一次情報)
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J-Stage (確認日 2026-10-19)https://www.jstage.jst.go.jp/article/hozen/30/2/30_2424/_html/-char/ja ↗
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環境省 (確認日 2026-10-19)https://www.env.go.jp/content/000212545.pdf ↗
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農研機構 (確認日 2026-10-19)https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/niaes/2020/20_053.html ↗
※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。
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