日本の送粉の主役は、セイヨウミツバチではなかった
Mechanism / 自然のはたらき
花粉媒介→生物間相互作用
野生送粉者による花粉媒介は、日本の送粉サービス約4700億円のうち約3300億円を占め、セイヨウミツバチの約1000億円を上回る。リンゴやオウトウ、ウメの産地では、耕種農業産出額の最大27%がこの花粉媒介に依存していた。
So What / 見えること
ここから何が言えるか
耕種農業の産出額には、農家が育てていない野生送粉者の働きが、すでに含まれていた。
Facts / 事実
・農業環境技術研究所の小沼明弘と大久保悟は、2013年時点の日本における送粉サービスの総額を約4700億円と推計した。これは耕種農業産出額の8.3%に相当し、内訳は約1000億円がセイヨウミツバチ、53億円がマルハナバチ、3300億円が野生送粉者だった。
・2013年時点の日本で、セイヨウミツバチによる送粉サービスの総額は約1,000億円と推定された。内訳は施設栽培が730億円、露地栽培が273億円だった。
・リンゴやオウトウ、ウメといった果樹生産の盛んな青森県、山形県、長野県、和歌山県では、野生送粉者によるサービスへの依存度が高い傾向にあった。最大で耕種農業産出額の27%を依存していた。
・2013年時点の日本で、セイヨウミツバチによる送粉サービスの総額は約1,000億円と推定された。内訳は施設栽培が730億円、露地栽培が273億円だった。
・リンゴやオウトウ、ウメといった果樹生産の盛んな青森県、山形県、長野県、和歌山県では、野生送粉者によるサービスへの依存度が高い傾向にあった。最大で耕種農業産出額の27%を依存していた。
Observation / 観測記録(一次情報)
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国立研究開発法人農業環境技術研究所 (J-Stage) (確認日 2026-10-27)https://www.jstage.jst.go.jp/article/seitai/65/3/65_KJ00010198784/_article/-char/ja/ ↗
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農林水産省 (確認日 2026-10-27)https://agresearcher.maff.go.jp/seika/show/237422 ↗
※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。
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