Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
多い切り口から見つける
Filter / 絞り込む
122 件
(フィルター適用中)
都市の水は、都市の外で生まれている
都市は自らの内部でほとんど水を蓄えられず、流域上流の森林土壌への浸透や地下水涵養によって蓄えられた水を、河川や地下水脈を…
災害は空から来るのではなく、地面から始まっている
地形や地層は、岩種・土壌組成・風化の進行度によって固有の崩れやすさをもつ。この地盤の脆弱性が、降雨や地震という同じ外力に…
市街地を支える水道菅は、埋めた瞬間から老化する
地下に埋設された水道管は、通水による内部摩耗と、土壌や水質による腐食が絶えず進み、管壁は時間とともに薄く脆くなる。都市の…
農地は作物より先に、人を呼び寄せている
農地は、季節ごとに繰り返される農作業という手を必要とする営みを抱えている。その労働の周期が、都市の住民や若者を農繁期ごと…
遠くから運ばれる食ほど、農地は見えなくなる
農地で育った食は、輸送距離が伸びるほど生産地と食卓を隔て、その間で物質が移動する距離を長くする。近くの農地から届く食は移…
里山は、人が手を引くと荒れる森だった
里山の雑木林や草地は、下草刈りや薪炭利用といった継続的な人の手入れによって、明るく開けた植生と多様な生息空間が保たれる。…
地域の自然は、数えて初めて自分たちのものになる
地域に生きる生物種は、その分布や個体数が住民の手で繰り返し数えられることで可視化される。観察という反復が生きものと住民の…
身近な生きものは、観察されるほど観察者を変える
身近な生きものの生息分布や季節ごとの出現は、繰り返し観察されるほど一つのまとまったパターンとして立ち現れる。その積み重な…
都市の資源は、見える場所でしか意識されない
都市の資源は、廃棄・回収・再生という循環の大半が市街地の外や地中で進み、住民の目に触れない。処理施設やリサイクルの現場と…
農地は作物の下でも発電している
農地に射す太陽光は、作物が受け取る分と、その上部に張られたパネルが受け取る分に分かれる。作物は生育に必要な光量で育ち、余…
農地の温もりは、地面の下から来ていた
地中深くの熱水や蒸気は、地表へ向かう地熱の流れとしてハウスや乾燥施設を温める。土地そのものが持つ熱が、外から運ばれる燃料…
点在する庭は、鳥や虫にとって一本の道になる
宅地に地域の在来樹種が植わると、鳥や昆虫が餌場や隠れ場所として利用する。点在する庭が在来種を介して結ばれ、分断された生息…
里山は企業が依存してきた資本だった
里山の水源涵養や資源供給といった働きは、そこで営まれる企業活動が依存する自然資本を形づくっている。その状態が財務情報とし…
トンボの飛ぶ距離が、緑地のつながりを映している
トンボは幼虫期を水辺で、成虫期を草地や樹林で過ごし、生活史のなかで複数の緑地を行き来する。その飛翔範囲のなかに、点在する…
コウノトリは、田んぼだけでは生きられない
コウノトリの餌となるカエルやドジョウは、浅い水域を行き来しながら生活史を回している。田んぼ・水路・湿地がつながることで餌…
道路は、生きものにとって越えられない壁だった
道路や河川改修、都市開発の構造物は生きものの生息地を分断し、個体群のあいだの移動を遮る。移動を絶たれた個体群は孤立し、遺…
土は、無数の生きものがつくっている
土壌の生きものは有機物を分解して栄養へ変え、有害生物と拮抗し、土の団粒構造をつくって水を蓄える。この物質循環の働きの上に…
害虫を抑えているのは、生きもの同士のつながりだった
農地に棲む土着の天敵は、害虫を捕食して個体数を抑える食物網を形づくっている。この捕食を通じた抑制は、作物の生育を左右する…
地域経済は、水や土がなければ回らない
土壌形成や水質浄化、送粉といった多様な生物の働きは、地域の水・食料・災害緩和の基盤を形づくっている。地域の経済活動は、こ…