Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
多い切り口から見つける
Filter / 絞り込む
210 件
(フィルター適用中)
御嶽の森は、神が降りる場所だった
沖縄の森は、泉や川とともに御嶽という聖域を形づくり、神が降臨し祖先神が祀られる場所とされてきた。自然崇拝を基盤とする信仰…
ヒノキ林は、建材で終わらない
利用期を迎えたヒノキ人工林から伐り出された材は、製材品やCLTの建材になる。製材で生じる端材や間伐材は、木質バイオマス発…
伐り時のスギ林は、人が去ると境界がぼやけていく
主伐期を迎えたスギ人工林は、豊富な資源として存在している。木材価格の長期低迷に、林業従事者の減少・高齢化・不在村化が重な…
里山の手入れは、地域に人を残す仕事でもある
人口減少や高齢化は、地域における里山の維持管理を難しくする。里山を地域資源として共同管理する営みは雇用を生み、人口減少へ…
奈良のシカは、切り落とされた角まで神に供えられる
奈良のシカは、祭神を乗せてきた白い鹿の伝説から「神の使い」とされ、傷つけることも殺すことも重罪とされてきた。雄鹿の角は、…
宴席の歌は、沖を泳ぐいわしの群れから生まれた
沖合いにいわしが回遊し、遠浅の砂浜が続く浜では、地曳網漁が発達した。その大漁の様子は歌に詠まれて祝いの宴席で歌われ、大漁…
茶畑の良い土は、畑の外の草がつくっている
茶畑の土壌は、茶園周辺で刈り取られたススキやササを畝間に受け入れる。敷かれた草は土を保湿・保温し、分解されて堆肥となり、…
昆虫は、捨てられた有機物を飼料に変える中継点だった
食品残渣や有機廃棄物は昆虫の餌となり、高いタンパク質を含む昆虫は家畜や養殖魚の飼料となる。昆虫を経由することで、廃棄され…
海岸は、手入れの場であり催しの場でもある
海岸には海洋ごみが及び、地域の人々は「はだしで歩ける」状態を目標に清掃を重ねている。その清掃は「スポーツごみ拾い」という…
伊根の海との結び目は、漁と祈りの両側で揺らいでいる
伊根の海は、舟屋を基盤とする漁の場であると同時に、海上安全と大漁を祈る祭礼が向かう先でもある。この海を軸に結ばれた漁と祈…
山の神の森は、焼かれ、休まされてきた
森は伐られて焼かれ、数年耕されたのち、約30年休ませられる。この焼畑の循環は、山の神への信仰と共に営まれてきた。
水源のない川を流れていたのは、暮らしの汚水だった
水源をもたない河川では、家庭や工場の排水が流量の大半を占め、流れそのものが汚水になる。汚水となった流れは悪臭を放ち、衛生…
里山の恵みを採る手は、里山に手を入れる手でもある
里山は、薪・山菜・工芸材料を地域住民にもたらす。同じ地域の住民や団体は、竹林整備・間伐・炭焼きといった伝統的な管理技術で…
コンパクトな都市は、一点に集まるのではなく複数の核を結ぶ
拡散した市街地では、維持管理コストが増大し、行政サービスが非効率になる。生活サービス機能を都心と複数の地域中心へ集約し、…
稲田の肥沃は、石の神が保証するものだった
稲田の肥沃は、田の神が保証するものとして崇拝されてきた。その神は石の姿で田の脇に据えられ、春の田植えという稲作の節目に、…
奈良の寺院や古墳は、景色ごと守られている
奈良の寺院・古墳・町家は、建物単体ではなく周辺景観とひとまとまりで保全されている。景観計画区域では、周囲に建つ大規模な建…
ウンカやイナゴは、村境へ送り出される存在だった
ウンカやイナゴなど稲作に害を及ぼす虫は、虫送りで松明や鉦・太鼓とともに田の畦道を練り歩く人々によって、村境へ送り出される…
森林は木の集まりではなく、働きの束だった
森林は、水資源の確保、災害の防止、生活環境の保全、保健休養、木材供給、CO2吸収という複数の働きをあわせ持つ。地域の森林…
吉野川流域は、香川の水源でもある
高知県に源流をもつ吉野川の流域は、早明浦ダムと香川用水を通じて、大きな河川に乏しい香川県の水源になっている。流域を越えて…
豊漁の祈りは、海の生き物の姿をしていた
海の生き物は、御嶽に神として祀られる。海蛇は漁獲への感謝を捧げる神事の対象となり、魚は豊漁を祈る祭りで神輿の姿をとって練…
家の木は、約400年前から植え続けられた山の続き
吉野の森で密に植えられた杉やヒノキは、育つと伐り出され、原木市場と製材所を経て、工務店が建てる住まいの材になる。山の木が…
阿蘇の草原は、燃やされることで残ってきた
阿蘇のカルデラ地形に広がる草原では、野焼きで枯れた草が燃やされ、新たな芽吹きが促されて森林化が防がれる。千年以上地域の文…
都市の緑は、眺める場所ではなかった
都市の緑は、眺められるだけでなく、人が直接触れて育てる対象として身体に関わる。植物に触れて栽培する園芸活動は身体活動を伴…