Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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伐り時のスギ林は、人が去ると境界がぼやけていく
主伐期を迎えたスギ人工林は、豊富な資源として存在している。木材価格の長期低迷に、林業従事者の減少・高齢化・不在村化が重な…
里山の手入れは、地域に人を残す仕事でもある
人口減少や高齢化は、地域における里山の維持管理を難しくする。里山を地域資源として共同管理する営みは雇用を生み、人口減少へ…
里山の恵みを採る手は、里山に手を入れる手でもある
里山は、薪・山菜・工芸材料を地域住民にもたらす。同じ地域の住民や団体は、竹林整備・間伐・炭焼きといった伝統的な管理技術で…
奈良の寺院や古墳は、景色ごと守られている
奈良の寺院・古墳・町家は、建物単体ではなく周辺景観とひとまとまりで保全されている。景観計画区域では、周囲に建つ大規模な建…
森林は木の集まりではなく、働きの束だった
森林は、水資源の確保、災害の防止、生活環境の保全、保健休養、木材供給、CO2吸収という複数の働きをあわせ持つ。地域の森林…
化学肥料も農薬も使わない農地が、人の行き先になっていた
化学肥料や農薬を使わずに営まれる農地の産物は、独自の基準で認められたブランドとして直売所に並ぶ。農地は農業体験の場にもな…
里山では、手入れの作業そのものが学びだった
里山の田植え・稲刈り・伐採・下草刈りといった維持管理の作業は、そのまま体験学習の内容になっている。参加者は作業に加わりな…
里山を守る作業は、そのまま学びの場だった
里山では、雑木林の除伐、植樹、畑作、水田復元という保全の作業が、地域の子どもたちと共に行われている。保全のための作業の場…
農地は、作物だけの空間ではない
水が溜まりやすい区域や河川合流点付近の農地は、洪水抑制に貢献する可能性がある。そうした農地がある市区町村では、洪水の発生…
清流は、食卓まで流れている
長良川の清流の水で鮎が育ち、その鮎を獲る約20種の漁法と、塩焼きや熟れ鮨などの川魚食が流域で受け継がれてきた。水環境と漁…
森の間伐材が、村の仕事になる
村の約9割を占める森林は、長期契約のもとで間伐が進められ、間伐材を生む。その間伐材が商品の素材となり、村の中に雇用と地域…
藻場と干潟は、金融の外側ではない
沿岸の藻場や干潟はCO2を吸収し、生態系保全や水産資源の回復にも寄与する海洋生態系である。その保全と持続可能な利用に、ブ…
流域は、川ではなく水を受け止める土地だった
集水域から氾濫域までを含む流域では、森林が保水によって雨を受け止め、蛇行する河川が洪水の勢いを和らげる。水災害への備えは…
流域の祭りは、住む人だけのものではない
流域に根ざした祭りや伝統工芸、生業、水辺空間の活用は、その土地の文化資本を形づくっている。この文化資本は、移住や定住をし…
里山は、田植えや炭焼きの中で守り手を育てている
里山では、田植えや稲刈り、炭焼き、森林整備といった営みそのものが体験の場となる。地域住民や専門家とともにその営みに加わる…
川は、管理者だけの手で維持されてはいない
河川では、草刈り・除草・清掃・維持修繕といった維持管理が毎年繰り返されている。その作業は河川管理者だけでなく、地域住民や…
堤防のない砂浜は、逃げ道で守られる
砂浜と海を残すために堤防を造らず、万が一のときは人が逃げる海岸がある。そこでは各地区から高台への避難道が張りめぐらされる…
海辺の生きものは、海辺の外でも出会える
房総の海岸で観察される生きものは、観察のポイントとして冊子に記され、小学校から高校へ届く。干潟のカニやヤドカリは実物のま…
畑の赤土は、サンゴの海の生業まで流れ着く
赤土は農地や開発現場から流れ出し、河川を通じて周辺の海へ運ばれる。海に届いた赤土はサンゴ礁の海を濁らせ、その海に依拠する…
流域は、つながったまま洪水に備える
球磨川上流では、間伐された森林の土壌が保水力を高め、豪雨時の流出量を抑える。川辺川の洪水調節専用の流水型ダムは、平常時に…
除染で取り除かれた土は、再び作物を育てる土になった
除染で取り除かれた土壌は、再生資材として作物を育てる土や庭を形づくる土へと戻される。その土と人の健康との関わりは、育った…
市街の水道管は敷設された瞬間から劣化を始める
地下に埋設された水道管は、通水による内部摩耗と土壌や水質による腐食が絶えず進み、管壁は時間とともに薄く脆くなる。都市の給…