Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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竹林の明るさは、間引かれることで保たれる
放置された竹林は過密化し、周囲へ広がっていく。間伐や抜き切りで密度が下がると開空率が高まり、地表に光が届く。伐り出された…
信濃川の落差が、首都圏の鉄道を動かしている
信濃川水系から取水した水は、千手・小千谷・小千谷第二の3発電所で水力発電に利用されている。ここで生み出された電力は、首都…
生きものの住処は、都市を冷やす緑でもあった
地域の気候や土地に適した樹種が育った都市の森には、多様な生きものが棲んでいる。同じ都市の緑は、蒸散作用と日射の遮蔽作用に…
夜の市街地には、緑地の冷気がにじみ出している
大規模な緑地は、周辺の市街地より冷涼な空気の塊「クールアイランド」を形成する。風が穏やかな夜には、その冷気が緑地の境界を…
湿地は与えるだけの自然ではない
湿地は水質浄化や炭素貯留を担い、社会はその働きに依存している。一方で湿地の環境は、外来植物の駆除や清掃といった継続的な手…
火山がつくった湿地は、そのまま教室だった
火山活動は、中間湿原・火口湖・池沼・河川が連なる湿地群をかたちづくった。そこには希少な生きものが生息し、湿地は人が間近で…
土の色と質感は、土地の成り立ちを読む手がかりだった
土壌は色や質感、生成過程が地域ごとに異なる。その違いは見て触れることで確かめられ、訪れた人が土地の成り立ちを読み取る手が…
砂と泥が閉じ込めた恐竜が、旅の目的地になる
古代の砂や泥は固まって堆積岩となり、その中に恐竜の骨や足跡を化石として閉じ込める。堆積層が岩壁などに露出すると、閉じ込め…
公園の冷気は、夜になると街へにじみ出す
池と樹林地からなる都市公園では、昼に日射遮蔽と蒸散作用が働き、周辺市街地より低い気温が生まれる。夜になると、公園内で生成…
チョウや鳥は、自然を測る物差しだった
植物や鳥類、チョウ類などの生物種は、その状態の変化が周囲の自然の状態を示す指標になる。種ごとの絶滅リスクの変化は指数にま…
恐竜に会いに行く旅は、地層を訪ねる旅だった
恐竜が生きていた時代の地層には、骨格や足跡が化石として残っている。その地層が広がる土地では、化石が見つかった現場そのもの…
海の豊かさは、森の落ち葉から始まっている
森の落ち葉やふん、死がいは、小動物や微生物に腐植・分解され、その過程で土壌にフルボ酸が生まれる。森に降る雨は、フルボ酸鉄…
沖の砂浜は、潮が引くあいだだけ姿を見せる
沖合いの砂は、潮が引くあいだだけ海面に顔を出して浜になり、満ちればまた波の下に戻る。出現する日も月のなかで数日ずつにまと…
雨の日も海が濁りにくいのは、島の地層があるからだった
青海島の火山性の地層は雨水を清め、雨天時でも海の透明度を保ちやすくする。湾状の地形と浅瀬は、日本海側でも海中の流れを穏や…
断崖の景色は、海鳥の住まいでもあった
隆起と侵食が刻んだ断崖は、その中腹がウミウやミサゴの営巣地となっている。訪れる人が眺める断崖の景観には、岩の壁と、そこに…
水も養分も蓄えにくい砂が、らっきょうを白くする
鳥取砂丘に隣接する砂丘畑は70mの砂の層でできており、水も養分も蓄えにくい。栄養の少ないこの砂の中でらっきょうが育つと、…
都市の森の涼しさは、木陰だけではない
都市の森では、樹冠が日射を遮って林内への熱の侵入を抑え、植物の蒸散が気化熱として周囲の空気から熱を奪う。この二つの働きが…
地表に根を這わせる溶岩の森は、ガイドとともに歩かれる森だった
土壌が浅く養分に乏しい溶岩台地で、樹木は地表を這うように根を広げ、苔と倒木更新が次の命をつなぐ森をつくる。特別保護地区に…
森は、下草刈りの手に生態系を教える
森林は、植樹や下草刈り、間伐といった手入れの場として人を内部へ迎え入れる。その作業に身を置く参加者は、森の生態系や林業を…
四万十川の源流は、流域の水道の始まりでもある
四万十川の水は、源流域である不入山の森から流域の5市町へ分かれて届く。同じ源流の水が、水道水、農業用水、発電用水として流…
森林は、取引所に並ぶクレジットの産地でもある
森林は森林由来のクレジットを生み、そのクレジットは取引所のカーボン・クレジット市場で売買される。森林組合によるクレジット…
湧き水は、地下の地層を映している
雨水や雪解け水は地中に浸透し、砂や小石の地層を通ってろ過され、地下水となる。地下水は透水性の良い帯水層に蓄えられ、粘土層…
森の土は、雨を川へ変えている
上流域の森林は、降った雨を土壌に浸透させ、地下水を涵養する。土にしみ込んだ雨は河川の水量を平準化し、その川の水が下流で水…
新潟の耕作放棄地は、酒蔵の田んぼに戻っていた
新潟の耕作放棄地は、酒蔵が自ら酒米を育てる田として再び耕される。仕込みのあとに残る酒粕は肥料として米作りへ戻り、農地と酒…