Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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田んぼは、流れ着いた茎のかけらから侵される
ナガエツルノゲイトウは、茎や根の小さな断片から再生する。ちぎれた茎は水に流され、農機に付いて運ばれ、新たな地で定着する。…
土壌は作物を育てる前に、有機物を分解している
土壌中の微生物は有機物を分解し、植物が利用できる養分へと変換する。化学肥料の過剰使用は、この微生物の活動を阻害する可能性…
鉄を採った跡の痩せた土は、牛と山草で棚田の土になった
鉄穴流しで削平された山の跡地は、水路やため池を残したまま、土手と流し込んだ土砂で水平な棚田へ造成された。風化花崗岩を母岩…
夏の暑さで色づかないブドウ、適地は北へ動くのか
ブドウの果皮は夏季の高温で着色が阻害され、着色期が酷暑期と重なるのを避けると着色不良の地域は縮む。将来予測では本州から九…
土壌は堆肥に酵素で応える
作物残渣と低品位リン鉱石に根圏土壌を混ぜて発酵させた堆肥が農地に加わると、その土壌ではリン酸の分解に関わる酵素が増える。…
土は、つくれるものだった
もみ殻などのバイオマス資源に微生物の働きを組み合わせると、通常3〜5年程度かかる土づくりが約1か月に縮まり、有機肥料で栽…
都市の野菜くずは、街の農地で資源に変わる
都市で出る野菜くずや有機廃棄物は、堆肥化を経て都市の農地で活用される。廃棄物だった有機物が都市の内側で農地の資源へと変わ…
苗と知恵が渡ると、都市住民は作り手になる
市街地の畑では、農業者から苗と栽培の知恵が都市住民へ手渡され、住民が作付けから収穫までを自ら行う。農業者から受け取ったホ…
昆虫は、作物の実りを増やし、奪い、守っている
ミツバチやマルハナバチは受粉を通じて農作物の収量や品質を高める。アブラムシやカメムシは食害やウイルス病の媒介で生産を損な…
在来作物は、島根の気候と土を記憶した遺伝資源だった
島根の在来作物は、長年の栽培のなかで地域の気候や粘土質土壌に適応し、独特の風味や特性を備えてきた。土地ごとに異なるこれら…
水はけの悪さは、川が残した水田の条件だった
河川が運搬した土砂は堆積して沖積平野をつくり、栄養分に富む肥沃な土壌を残す。後背湿地や三角州に積もる粘土質の土は水はけが…
乾いた砂に水をとどめるのは、菌と細菌のこともある
砂質土壌に菌類と窒素固定細菌が加わると、土の炭素が増え、保水力が高まる場合がある。水を保つ力の一部は土の粒だけでなく、そ…
作物を育てているのは土だけではない
土壌に棲む多様な生物は、有機物を分解して養分を循環させ、病害虫の増殖を抑える。作物の生産は、この土壌生物の働きを受けて成…
天敵の多い圃場には、害虫も多く棲む
アシナガグモ類やコモリグモ類は、特定の害虫を捕らえて食べる天敵である。土着天敵類が多く見られる圃場には、害虫も他の多様な…
メダカの棲む水辺は、農業が築いたものだった
里山のため池・水路・水田は、農業が水土保全のために築いてきた水の網目である。その同じ網目が、メダカやカエル、サンショウウ…