Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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富士山の農業は、溶岩層が濾した水でできている
富士山の火山噴出物は、水はけの良い黒ボク土をつくり、溶岩層は雨水を浸透させて地下水として涵養する。溶岩層をくぐった湧水は…
冬の田んぼは、休まない湿地だった
収穫後に再び水を入れ、冬も水を張り続ける田んぼは、湿地として多様な生物が働く場になる。農家は、その生物の働きが米づくりに…
土壌は作物を育てる前に、有機物を分解している
土壌中の微生物は有機物を分解し、植物が利用できる養分へと変換する。化学肥料の過剰使用は、この微生物の活動を阻害する可能性…
樹木は、農地の外側にあるわけではない
農作物と同じ土地に植えられた樹木の根は、土壌侵食を防ぎ、土壌の保水力と肥沃度を高める。樹冠の日陰と防風は、作物や家畜を取…
農地は水を使い切る最終点ではない
河川から取水された水は、水田や農地で浸透と還元の過程を経て、再び河川や地下水へ戻る。戻った水は下流で取水され、灌漑を挟み…
水も養分も蓄えにくい砂が、らっきょうを白くする
鳥取砂丘に隣接する砂丘畑は70mの砂の層でできており、水も養分も蓄えにくい。栄養の少ないこの砂の中でらっきょうが育つと、…
昆虫は、作物の実りを増やし、奪い、守っている
ミツバチやマルハナバチは受粉を通じて農作物の収量や品質を高める。アブラムシやカメムシは食害やウイルス病の媒介で生産を損な…
在来作物は、島根の気候と土を記憶した遺伝資源だった
島根の在来作物は、長年の栽培のなかで地域の気候や粘土質土壌に適応し、独特の風味や特性を備えてきた。土地ごとに異なるこれら…
菊池川流域の水は、引かれるだけでなく抜かれることで田を変えた
菊池川流域の水は、川から井手で取水されて用水の不足した新田へ、ダムから台地と平野の農地へと導かれる。一方、沼地の湿田では…
水はけの悪さは、川が残した水田の条件だった
河川が運搬した土砂は堆積して沖積平野をつくり、栄養分に富む肥沃な土壌を残す。後背湿地や三角州に積もる粘土質の土は水はけが…
天敵の多い圃場には、害虫も多く棲む
アシナガグモ類やコモリグモ類は、特定の害虫を捕らえて食べる天敵である。土着天敵類が多く見られる圃場には、害虫も他の多様な…
メダカの棲む水辺は、農業が築いたものだった
里山のため池・水路・水田は、農業が水土保全のために築いてきた水の網目である。その同じ網目が、メダカやカエル、サンショウウ…