Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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噴火が生んだ火山礫の地は、生態系の始まりの場所だった
噴火で生まれた西之島の火山礫や火山灰の堆積地に、コケ植物と幼いシダ植物が生育している。新たに形成された地形・地層は、海洋…
荒れた道を避ける一歩が、登山道を枝分かれさせていた
火山活動がつくった地形は、踏圧や降雨による土砂流出と浸食を受けやすく、登山道の路面が深く削られる。削られた箇所を避けて歩…
汚れた土の浄化役は、土の中に棲んでいる
土壌には、化学物質を分解する能力をもつ微生物が生息している。栄養物質や酸素が加わるとその微生物が活性化して化学物質を分解…
湿地の植物は、シカに食べられないことで戻ってきた
湿地の植物は、増えたシカの採食と踏みつけを受け続けると壊滅的に減り、植生そのものが姿を変える。シカの侵入が抑えられて採食…
高波を弱めているのは、世界最北のサンゴだった
世界最北の造礁サンゴ群集は、沿岸に押し寄せる台風や高潮の高波のエネルギーを7割以上弱める。サンゴ群集そのものが天然の防波…
干潟の値段は、毎年くり返される働きにつけられている
干潟には二枚貝やゴカイなど多様な底生生物が生息し、湿地は水質浄化・炭素固定・食料供給・生息環境といった働きを同時に生み出…
流紋岩の浜は、施設とは別の時間を生きている
浄土ヶ浜の景勝は、約5200万年前のマグマ活動が生んだ白い流紋岩の奇岩の林立がかたちづくる。津波で被災したレストハウスや…
三保松原の砂浜は、安倍川の続きだった
三保松原の砂浜は、安倍川から運ばれる土砂の供給の上に成り立っている。川での砂利採取で供給が減ると、浜は削られていく。養浜…
海と暮らしの境界は、松林という厚みを持った帯だった
海と暮らしの間に立つ松林は、潮風や飛砂を後背地へ届く前に防ぎ、田畑や住居を塩害・風害から遠ざける。津波や高潮の際には、樹…
肥えた土が、天橋立の松原を広葉樹林に変えていく
砂礫が沿岸流で堆積してできたと推定される砂嘴・天橋立の松林では、腐植土で栄養過多となった土壌に、松以外の植物が育ちやすく…
白良浜の砂浜は、海が削り、人が足して形を保っている
白良浜の砂は、自然侵食や高波、沿岸流によって流失し続け、砂浜の幅は狭まっていく。砂浜は高波のエネルギーを吸収する緩衝機能…
鹿の食害は、火祭の炎にも届いている
鞍馬の山に生える柴(コバノミツバツツジなどの低木)は、初夏に刈り取られ、乾かされ、秋に松明へと姿を変える。大松明一本には…
道路で割れた森を、ヤマネは橋で渡っていた
ヤマネの暮らす森は、道路によって分断される。その道路の上にアニマルパスウェイが架かると、ヤマネをはじめニホンリス、ヒメネ…