Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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水はけの悪さは、川が残した水田の条件だった
河川が運搬した土砂は堆積して沖積平野をつくり、栄養分に富む肥沃な土壌を残す。後背湿地や三角州に積もる粘土質の土は水はけが…
都市が地下水から川へ乗り換えても、水源は一つの循環の中にあった
台地に降った雨や河川水は地下へしみ込み、荒川中流域の地下水を涵養する。この地下水は河川の表流水と相互に行き来している。都…
晴れた日の川は、土の中で遅れて届いた雨だった
森林土壌に入った雨水は、すぐには川へ出ず、地中をゆっくりと流れる。雨の降らない日にも、川には土の中を通ってきた水が流れ続…
ふだんは湿原、洪水の日は水の受け皿になる場所
ふだんは湿原や草原が広がる遊水地は、洪水のときに川の水を受け止め、下流へ流れる量を減らす。氾濫原を取り戻したモデルでも、…
森の土は、雨が川へ届くのを遅らせている
森林土壌は多孔質で有機物に富み、降った雨水を地中へ浸透させて一時的に貯える。貯えられた水は、時間をかけてゆっくりと河川へ…
森林は水を減らしながら、川の流れをならしている
森林の樹冠は降水の一部を遮断して大気へ返し、蒸発散は土壌の水を消費するため、河川へ流れ出る水の総量は減る。一方、有機物と…
足元の地層は、水の通り道だった
砂や礫の間隙、岩盤の亀裂といった地層の隙間は、地中に浸透した雨水や地表水を地下水として蓄える。透水性の高い帯水層はその主…
豪雨でも、森の土の上を雨は流れない
透水性の大きい土壌は、降った雨のほとんどを地中へ浸透させ、一部を一時的に蓄える。地表を流れる水は生じにくく、洪水時の河川…
森の土は、雨をすぐには川へ渡さない
森林土壌は、腐植土層や根系がつくる多くの隙間に雨水を浸透させ、一時的に蓄える。蓄えられた水はゆっくりと時間をかけて河川や…
田んぼの水面は、地下水の入口だった
農地は雨水を一時的に貯留し、水田に蓄えられた水は地下へ浸透する。浸透する水はろ過・浄化されながら浅い地下水を涵養し、一時…
放棄水田が水を澄ませるのは、水がゆっくり流れるときだ
放棄水田やため池で水が溜まりながらゆっくり流れると、水質浄化と貯水の働き、イトトンボ類の多様性が高く保たれる。コンクリー…
森林と農地は、流域のインフラだった
流域では、森林が水を保ち、農地が水を貯める。この自然環境の働きは、グリーンインフラとして治水・環境・地域振興に活かされて…
あふれかねない川の水は、渇水の川を潤す水でもある
増水した河川の水は、そのまま下流へ流れると大洪水を引き起こす場合がある。ダムのある河川では、その水のうち下流に被害のない…
山崩れを抑えているのは、地中の根だった
森林の樹木の根は地中深くに伸び、土壌と岩盤を固定してつなぎとめる。根につなぎとめられた土壌は流れ出しにくく、植物に覆われ…
森林が和らげるのは中小の洪水だった
急勾配な山地の森林の土壌は、雨水をいったん隙間に蓄え、時間をかけて川へ送りだす。森林の洪水緩和は中小洪水では発揮されるが…
森の土は、雨をすぐには川へ流さない
雨は森林の土壌にいったん貯留され、通過するあいだに浄化される。川へ流れ込む水の量は平準化され、洪水は和らぎ、流量は安定す…
林冠が閉じた森では、土が雨を吸いにくくなる
森林の土壌は、落ち葉や有機物層を含む多孔質構造で雨水を吸収・貯留する。間伐で林内に届く雨が増え、下層植生が戻ると、土壌の…
河口の希少魚は、流域の森の広さを映している
河口・沿岸域は、多くの魚介類が稚魚期を過ごす成育場である。そこに棲む希少種は、流域の森林率が高い河川の河口ほど多い。流域…
湿地は、洪水を吸い込むスポンジだった
湿地は豪雨や洪水の際、スポンジのように水を吸収し、洪水や高潮の被害を軽減している。その生態系の保全・再生は、生物多様性の…
水田は、米をつくる湿地だった
水田は米を生産する農地であると同時に、魚類・両生類・昆虫類が暮らし、水鳥の保全を担う湿地生態系を支えている。その生物多様…
作物を育てているのは土だけではない
土壌に棲む多様な生物は、有機物を分解して養分を循環させ、病害虫の増殖を抑える。作物の生産は、この土壌生物の働きを受けて成…