Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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四万十川の源流は、流域の水道の始まりでもある
四万十川の水は、源流域である不入山の森から流域の5市町へ分かれて届く。同じ源流の水が、水道水、農業用水、発電用水として流…
水源のない川を流れていたのは、暮らしの汚水だった
水源をもたない河川では、家庭や工場の排水が流量の大半を占め、流れそのものが汚水になる。汚水となった流れは悪臭を放ち、衛生…
富山の急流は、電気になって流れている
3,000m級の山々から富山湾へ一気に注ぐ急流河川は、豊富な水を運び続ける。その神通川や黒部川の水系に水力発電所が連なり…
川の洪水は、森の土の中で緩められている
川へ向かう雨は、上流の森林でまず土壌に浸透し、貯留される。この浸透と貯留の働きが、河川の洪水緩和として現れる。川の増水は…
川の水は、財務情報の外側ではなかった
河川の水循環は、護岸再生や水源かん養によって保たれる。企業や投融資先はその河川水に依存しており、依存とインパクトは財務情…
河川の水源は、雨を吸い込む森に守られている
河川の水源は、適切に管理された森林が雨水を吸収し、地下水を補充することで保護されている。森林が改善に寄与する河川の水質は…
用水路を流れる川の水は、売れる電気でもあった
普通河川から取水した農業用水路に並ぶバイパス水路で、水の流れが発電施設を回し、毎秒10ℓで1kWの電気になって街灯や家庭…
淡水生態系の危機は、金融の外側ではない
淡水生態系が危機に瀕し、気候変動とともに水不足や洪水といった水リスクが増していく。その水リスクは企業の事業継続やサプライ…
アユの香りは、川底の石の上で生まれている
清らかな川の底では、石に藻類が付着する。アユはその藻類を食べ、スイカやキュウリに似た独特の香りを身につける。川底の石に育…
菊池川の水は、田を通って「肥後米」の名になった
菊池川の水は、井手と呼ばれる用水路を通じて流域の田へ引かれ、二千年にわたる米作りを続けさせてきた。その流域の米は「肥後米…
河川の増水は、川に届く前の田んぼで抑えられる
河川の増水は、流れ込む前の水田で抑えられる。大雨の前に給水を止めて貯留の余地を空け、排水高を上げて雨を田にとどめると、河…
川辺は、まちの広場だった
川辺の公共空間は開かれて人が集う場となり、水辺の市では地域住民と来訪者が産品を介して交流する。川の周辺の空き家や空き店舗…
川は、学ぶ場所であり学ぶ相手でもある
河川の水辺は、子どもが安全に学び遊ぶ環境学習と自然体験の場になる。同じ河川の流域では、水循環や治水といった自然現象そのも…
河川の水害は、信用リスクにも流れ込む
河川の水害は堤防の内側で完結せず、流域全体で受け止められる現象である。流域にあふれる水は企業の物理的リスクとして現れ、金…
川は、管理者だけの手で維持されてはいない
河川では、草刈り・除草・清掃・維持修繕といった維持管理が毎年繰り返されている。その作業は河川管理者だけでなく、地域住民や…
河川は、観光の舞台そのものを形づくっていた
河川は流れの中で地形や地質を形づくり、清流はヒスイ原石を磨いてその美しさを際立たせる。こうして河川が形成した地形と地質は…
わさび田の水は、北アルプスの雪だった
北アルプスの雪解け水は扇状地にしみ込み、湧水となって再び地表に現れる。湧き出す水は年間を通じて13℃前後の低い水温を保つ…
河川は、堤防の内側だけのものではない
河川の水害への備えは、河川区域から集水域・氾濫域まで流域全体に及ぶ。堤防の外側では、田んぼダムや雨水貯留浸透施設が雨水を…
洪水の川は鎮める祭りを、渇水の川は感謝する祭りを育んだ
洪水が常襲する川のもとでは、祭りは川の怒りを鎮める形をとる。渇水に悩む川のもとでは、水の恵みに感謝する形をとる。河川の水…
水辺は、コミュニティが生まれる場所だった
河川の水辺は、開かれると人が集まる空間になる。人が集まる水辺は社会的な交流を促し、コミュニティの創出へとつながる。
恵みの川と、災いの川は同じ川だった
河川や用水路の水は、田を潤す恵みであると同時に、水害をもたらす恐れでもある。同じ水が両方を運ぶ流域には水神の祠が祀られ、…
川は、整えすぎないことで守られる
河川は本来、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な景観をその形のなかに持っている。多自然川づくりでは、それを保全・創出するた…
川は堤防の内側だけを流れているのではない
大雨時に河川からあふれた水は、遊水地や霞堤の開口部を通じて堤防の外側に一時的に貯め込まれる。この遊水・貯留が下流の水位と…