Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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冬の水田は、ガンにとって沼の続きだった
日本に飛来するガン類の多くは、宮城の沼とその周辺水田に集まって冬を越す。冬期に水を張った水田も沼と同じく生息環境となり、…
湿原の眺めは、季節ごとに入れ替わる植物と渡り鳥がつくっている
高層湿原では、四季折々に植物が移り変わり、春から秋には渡り鳥が飛来する。季節ごとに入れ替わるこの生きものの姿が、木道を歩…
富山の急流は、電気になって流れている
3,000m級の山々から富山湾へ一気に注ぐ急流河川は、豊富な水を運び続ける。その神通川や黒部川の水系に水力発電所が連なり…
森林は治療の対象ではなく、身体を整える環境だった
森林で樹木が放出するフィトンチッドや鳥のさえずり、木漏れ日は、人間の五感に絶えず作用している。この感覚刺激は自律神経の働…
森から海までは、一本の川の集水域だった
三浦半島南端の小網代の森は、谷を流れる浦の川の集水域にあたる。森林・湿地・干潟・海は、この一本の川の集水域として、ひと続…
湿地は、国境を越える渡りの道の一区間だった
湿地は、渡り鳥が長距離を移動する途中の中継地となる。その移動ルートは、ロシア極東からオーストラリア・ニュージーランドまで…
藻場が吸った炭素は、資金に変わる
海草や海藻の藻場は炭素を吸収・固定する。ウニの侵食から回復した藻場が固定する炭素はブルーカーボンとしてクレジットになり、…
東京の緑は、夏と冬でエネルギー消費を逆向きに動かす
都市の緑は、日陰と水の蒸発によって暖かい季節の都市の表面温度を下げる。東京都心部で植被率を11.8%増やす試算では、冷房…
森林は、体の内側まで届いている
森林の中で過ごす時間は、副交感神経の活動を高め、ストレスホルモンであるコルチゾールを減らす。血圧や脈拍は落ち着き、NK細…
農地は、下から水を受け取っていた
農地の作土層は、地下に埋められた暗渠管を通じて地下水位が引き上げられることで水分を受け取る。地下水位を制御すると、作土層…
農地の生きものは、ブランドを通って農地へ還る
農地の多様な生きものは、土壌の肥沃化や害虫の抑制として働く。生きものに配慮して育った農産物は地域固有の物語と品質を持ち、…
森林は金融の外側ではない
森林の炭素固定や水資源涵養、生物多様性の維持といった自然の働きは、企業や社会が依存する自然資本を形成している。その状態の…
藻場の炭素固定は、金融の外側ではない
里海の藻場は、二酸化炭素を吸収・固定するブルーカーボンの働きを持つ。藻場が固定する炭素は自然価値として評価され、事業化の…
湿地は、訪れる場所だけではない
湿地の景観や植生、環境の変化は、ドローンや360度カメラの映像に写し取られる。写し取られた湿地は、場所や時間の制約を越え…
小水力発電の落差は、起伏に富んだ地形から得られていた
起伏に富んだ地形は、小水力発電に必要な有効落差を得やすくし、河川や農業用水路を発電に利用できる場にする。明治時代からの農…
湧水は、地層が地上へ導いた雨だった
雨や雪は地下へ浸透し、地下水となって流れる。断層や透水性の高い溶岩層はその流れを誘導し、不透水層はせき止め、特定の場所で…
リアス式の入り江は、山の栄養を海の幸に変えていた
リアス式海岸の入り組んだ湾には、山から川を通じてミネラルや栄養分が届く。その栄養分が湾内で植物プランクトンを豊富に育み、…
森林が吸うCO2は、木材とは別の収穫になる
森林は木材だけでなく、CO2の吸収や水源涵養といった働きを持つ。CO2の吸収量はカーボンクレジットとして木材とは別の収益…
水はけが良すぎるシラスは、サツマイモの適地だった
農地の土壌は、保水性や透水性といった水の通し方を土地ごとに異にする。水はけと通気性が良すぎる土壌は一見不向きに見えるが、…
生きものは、人の体内でホルモンを動かしていた
動物をはじめとする特定の生きものとの触れ合いは、人の体内でオキシトシンやドーパミンの分泌を促す。生きものとの相互作用は、…
森林は、そこにいる人の血圧を下げる
森林環境に身を置くと副交感神経活動が高まり、血圧が下がる。森林セラピーでは、コルチゾールの低下とNK細胞の活性化も認めら…