Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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生きものは、保護区の中ではなく保護区の間で生きている
生物種は、分断された生息地の点在だけでは個体群を維持できない。生息地同士がつながることで、移動・繁殖・遺伝子流動が保たれ…
希少種の生息地は、土地の境界で途切れる
希少種の生息地は複数の土地にまたがり断片化している。個体が移動し繁殖するには、境界を越えて生息地が連結し、外来種対策や管…
目立たない種は、その働きが見えたときに気づかれる
個々の生物種は、捕食被食や送粉といった生物間相互作用を通じて生態系のなかで固有の役割を担っている。その役割が人に見えたと…
奈良のシカは、信仰が野生に残した個体群だった
奈良のシカは神の使いとして狩猟や駆除を免れ、人里に留まる個体が世代を超えて生き残ってきた。信仰による選択的な保護が捕食圧…
昆虫は、捨てられた有機物を飼料に変える中継点だった
昆虫は、地域内で発生する食品残渣や有機廃棄物を体内で分解し、栄養豊富なタンパク質へと変換する。この昆虫を経由することで、…
稲を脅かす生物種が育む祭り
水田を荒らす特定の害虫の脅威は、農村地域での虫送り行事を通じて、人々の豊作への願いと結びついた文化を形成した。この祭りは…
猛禽類が消えるとき、生態系はすでに崩れている
猛禽類は広い行動圏と食物連鎖の頂点に位置する餌環境を必要とし、その生息には下層の多様な生物相が揃っていなければならない。…
生物種の異変は、専門家より先に日常の観察に現れる
地域に生息する生物種は、その分布や個体数を季節ごとに変化させながら空間的な生息構造を形づくっている。この変化は、同じ場所…
地域の自然は、数えて初めて自分たちのものになる
地域に生きる生物種は、その分布や個体数が住民の手で繰り返し数えられることで可視化される。観察という反復が生きものと住民の…