Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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田んぼは、流れ着いた茎のかけらから侵される
ナガエツルノゲイトウは、茎や根の小さな断片から再生する。ちぎれた茎は水に流され、農機に付いて運ばれ、新たな地で定着する。…
田んぼの水路は、生きものを測る教室でもあった
水が張られた田んぼではクモや昆虫が繁殖し、カエル、ヘビ、猛きん類へと食べる・食べられるの連なりが生まれる。田んぼ周辺の農…
街路樹の花が、街のはちみつになる
ミツバチは市街地の公園や街路樹の花から蜜を集め、はちみつにする。そのはちみつは地域の店舗やイベントに並び、住民は蜜源とな…
土壌は作物を育てる前に、有機物を分解している
土壌中の微生物は有機物を分解し、植物が利用できる養分へと変換する。化学肥料の過剰使用は、この微生物の活動を阻害する可能性…
都市の街路樹は、枯れると凶器になる
都市の街路樹や公園樹は、カシノナガキクイムシが運ぶナラ菌に感染して集団で枯死する。枯死した大径木は倒木リスクとなり、幹に…
土の微生物は、遠ざける相手ではないのかもしれない
土壌には1グラムあたり数百億もの多様な微生物が生息し、その多くは人体に無害である。幼少期にこれらの微生物に触れる機会が多…
里山の冬越しの保存食は、微生物がつくる味でもあった
高温多湿で冬の長い里山の気候風土は、微生物による発酵の技術を育み、多様な発酵食文化をかたちづくってきた。塩蔵や漬物のなか…
感染症の入口は、土の中にあった
山林や草むら、河川敷、耕作地の土壌は、ツツガムシの幼虫が暮らす場である。幼虫は土壌中で昆虫の卵などを食べて生活し、一度だ…
生きものは、夜の光に行き先を奪われる
昆虫・鳥類・ウミガメなどの行動や生理リズムは、夜間の人工光が良好な光環境を阻害するとかく乱される。昆虫は光源に誘引されて…
昆虫は、作物の実りを増やし、奪い、守っている
ミツバチやマルハナバチは受粉を通じて農作物の収量や品質を高める。アブラムシやカメムシは食害やウイルス病の媒介で生産を損な…
住宅地の緑は、生物多様性の外側ではなかった
住宅地のバタフライガーデン、在来種の植栽、残された里山緑地は、生物多様性への配慮を暮らしの空間の内側に置いている。住まい…
昆虫の体は、少ない餌から生まれるタンパク質だった
変温動物である昆虫は、家畜より少ない飼料と水で育ち、乾燥重量の約6〜7割をタンパク質として体に蓄える。必須アミノ酸やミネ…
見つけられた生きものは、金融が求めるデータになっていた
生きものは、見つけられ記録されるたびに観察データの一点となり、世界中から集まった点が生物多様性を測り、可視化する。生物多…
在来作物は、島根の気候と土を記憶した遺伝資源だった
島根の在来作物は、長年の栽培のなかで地域の気候や粘土質土壌に適応し、独特の風味や特性を備えてきた。土地ごとに異なるこれら…
電気と液肥は、同じ牛の糞尿から生まれる
肉牛などの家畜糞尿は、メタン発酵槽でバイオガスを生み、発酵後には消化液を残す。バイオガスは燃やされて電力となり、消化液は…
水を流す農地の水路が、外来水生植物で浸水を招く
ナガエツルノゲイトウなどの外来水生植物は、農業用水路や排水施設を閉塞させる。水を流すための水路が塞がれ、浸水被害と管理コ…
宅地の境は、校庭の生きもの観察の外側ではない
宅地と接する校庭のビオトープは、設置前に近隣住民への説明と承諾を得て置かれ、宅地との隣接部はなるべく避けた方がよいとされ…
都市の生ごみは、野菜になって食卓へ戻る
都市の食堂で出る生ごみは液体肥料に変わり、同じ敷地で野菜を育てる。その野菜は再び食堂の食卓に戻る。食べものと生ごみが、都…
泥は、水加減で手触りを変える遊び道具だった
泥は、砂と水の配分が変わるたびに粘度と手触りを変える。その移ろう手触りが、触れる子どもの好奇心を呼び起こし、五感、とりわ…
生きものは、データにも学びにもなりうる
生きものは、観察されることで生物多様性データの一部となる。同じ観察を通じて、観察した人の中には自然環境への理解と科学的思…
乾いた砂に水をとどめるのは、菌と細菌のこともある
砂質土壌に菌類と窒素固定細菌が加わると、土の炭素が増え、保水力が高まる場合がある。水を保つ力の一部は土の粒だけでなく、そ…
メダカの棲む水辺は、農業が築いたものだった
里山のため池・水路・水田は、農業が水土保全のために築いてきた水の網目である。その同じ網目が、メダカやカエル、サンショウウ…