Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
多い切り口から見つける
Filter / 絞り込む
26 件
(フィルター適用中)
データセンターは流域の水で冷やされている
流域の水循環がもたらす冷却水は、データセンターの稼働を物理的に成り立たせている。取水と蒸発を通じた水の消費は流域の水資源…
農地は水を使い切る最終点ではない
河川から取水された水は、水田や農地で浸透と還元の過程を経て、再び河川や地下水へ戻る。戻った水は下流で取水され、灌漑を挟み…
湿地が、水を浄化し、魚を育てていた
琵琶湖のヨシ群落や氾濫原の水田は、流れ込む水を根や微生物の働きで浄化し、同時に魚が産卵し稚魚が育つ生息地となる。この浄化…
尾瀬ヶ原の渡り鳥は、海外とつながっている
尾瀬ヶ原を訪れる渡り鳥は、繁殖地や越冬地、渡りの途中に立ち寄る各地の湿地を行き来している。環境省の全国的な飛来状況調査や…
湿地は金融が評価する対象ではなく、依存する基盤だった
湿地の水を蓄え、浄化し、地下水を涵養する働きは、企業活動が依存する水資源の安定を支えている。その健全性の変化は、企業の事…
谷津干潟は、手を入れることで生きる湿地だった
都市に囲まれた谷津干潟では、人工構造物が潮汐による海水の出入りを妨げ、泥が滞留してアオサが繁茂する。水路の通水や底質の入…
荒川の水辺は、誰のものだったのか
荒川の広い河川敷と緩やかな水際は、増水時に水を受け止める遊水空間であると同時に、人が集い活動できる平坦な余白でもある。こ…
近江八幡の家並みは、水路が決めていた
琵琶湖と内湖・堀がつくる流域の水循環は、水辺に沿った移動と物資の流れを生み、家屋や集落の配置をその水路に沿わせてきた。暮…
田んぼは、水を張るたびに湿地に戻る
水を張った水田は、季節ごとに水位が変化する浅い湿地となり、水生生物や渡り鳥の生息場所を形づくる。その水の循環は稲を育てる…
奄美の赤土は、雨のたびに海へ流れている
奄美大島の赤黄色土は粒子の結びつきが弱く、強い降雨で表層から侵食され養分とともに流出する。表土に蓄えられた養分が失われる…
湿地は洪水を受け止めるインフラでもある
湿地は増水時に水を一時的に貯留し、ゆっくりと流下させる遊水機能をもつ。この水を受け止める働きが、下流河川の氾濫の勢いを和…
河川の氾濫原は、投資が避ける土地ではなかった
河川は氾濫原に水を溢れさせ、遊水と土砂の堆積を繰り返しながら流域の水を循環させている。この自然の遊水機能が働く土地は、下…
川がためた土砂は、下流で資材になる
河川は上流で削られた岩石や土壌を運び、流れが緩む場所に土砂を堆積させる。この堆積した土砂は掘削されて建設資材や地盤改良材…
流域は災害に備える前から水を治めている
森林土壌への降雨の浸透や湿地での貯留といった流域の水循環は、雨水の流出を緩やかにし、地下水を涵養しながら水を蓄える。この…
柳川の掘割は、川ではなく暮らしの余白だった
柳川の掘割網には、筑後平野の流域を巡る水が絶えず流れ込み、平時は溜められ、洪水時には遊水地として水位を吸収する。この水は…
洪水を防ぐのは、ダムではなく流域全体だった
流域は、上流の森林や氾濫原、河道が雨水を吸収・貯留・遅延させながら流す一つの水循環の場である。ダムによる流量調節はその一…
湿地は水鳥の場所ではなく、水を巡らせる装置だった
湿地は水を溜め、ゆっくりと通しながら、泥や有機物を沈め、微生物が汚れを分解する場となる。この水の滞留と浸透という働きが、…
保津川は誰が守っているのか
保津川流域では、地域コミュニティが主体となり、清掃活動や外来種駆除を通じて河川環境の保全に取り組んでいる。これにより河川…
河川の氾濫は、流域全体が水を溜めきれなくなったときに起きる
森林の土壌や農地、湿地は雨水を浸透させ一時的に貯留する。流域全体がこうして水の流出を遅らせているとき、河川へ集まる水量と…
水は行政区分を知らない
水は降雨・蒸発散・地下水涵養を繰り返しながら、上流から下流へと流域全体を一つの単位として循環する。この水の動きは行政区分…
河川は人がつくる前から、水を蓄え流していた
河川は流域に降った水を集め、地下へ浸透させ、下流へ緩やかに流す働きを持つ。この保水と地下水涵養、流出抑制という自然の水循…
湿地は守られるほど、人を惹きつける
湿地は水循環の過程で滞水と乾湿の反復を生み、特有の植生と生物相からなる景観を形成する。この景観は他の場所では得られない自…
文化圏の境界は、流域が引いていた
河川は水や物資、人や情報を上下流へと運び、流域という範囲に共通の生活様式を通わせてきた。同じ水の恵みと水害を分かち合う住…