渓流魚の餌の6割は、寄生虫に操られて川へ飛び込んだ虫だった
Mechanism / 自然のはたらき
行動操作→食物網→生物間相互作用
河川には、ハリガネムシに行動を操作されたカマドウマやキリギリス類などの宿主が飛び込む。水に入ったこれらの陸生昆虫は渓流魚に捕食され、渓流魚の年間摂餌量の6割を占める餌資源となる。
So What / 見えること
ここから何が言えるか
川の食物網は水中だけで閉じておらず、寄生虫が宿主を操る行動によって、その外側から大きく補われている。
Facts / 事実
・ハリガネムシが、宿主であるカマドウマやキリギリス類の行動を操作して河川に飛び込ませることで、渓流魚に大きな餌資源をもたらす現象が発見された。
・紀伊半島の複数の河川源流域では、ハリガネムシがバッタ類を河川に誘導する秋に、渓流魚の22%から88%がバッタ類を捕食していた。
・河川に飛び込んだカマドウマなどの宿主は、渓流魚の年間摂餌量の6割を占めることが明らかにされた。
・ハリガネムシによるバッタ類の河川への誘導は、渓流魚によるバッタ類の捕食頻度を高めていることが示唆される。
・紀伊半島の複数の河川源流域では、ハリガネムシがバッタ類を河川に誘導する秋に、渓流魚の22%から88%がバッタ類を捕食していた。
・河川に飛び込んだカマドウマなどの宿主は、渓流魚の年間摂餌量の6割を占めることが明らかにされた。
・ハリガネムシによるバッタ類の河川への誘導は、渓流魚によるバッタ類の捕食頻度を高めていることが示唆される。
Observation / 観測記録(一次情報)
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京都大学 (確認日 2026-10-13)https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2012/120525_1 ↗
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一般社団法人日本生態学会 (確認日 2026-10-13)https://www.esj.ne.jp/meeting/abst/55/P2-106.html ↗
※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。
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