Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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海岸の松原は、植えた後も地域が手を入れ続ける林だった
海岸の松原は、防風・防潮・防砂のために人が植えた林である。松葉かき・除草・広葉樹の伐採・松くい虫防除という手入れを通じて…
草原の黒い土は、年ごとに炭素を積み上げている
草原の黒ボク土は炭素を多く含み、それを土壌中に固定している。その蓄積は年ごとに積み重なると推定され、緩和策の炭素固定の項…
里山の資源は、分け合う決まりの中で使い続けられてきた
里山の山林原野は、地域住民が入会権に基づいて共同で管理・利用してきた。集団内で定めた利用規律のもとで、その資源は持続的に…
慶良間のサンゴは、慶良間だけのものではない
慶良間諸島の海には日本の造礁サンゴの62%にあたる約250種が生息し、白化の進行が懸念されるなかで、サンゴの幼生供給源と…
東京の森は、駅舎の中まで続いている
多摩の人工林には、利用期を迎えたスギやヒノキが多く立っている。その木は多摩産材として駅舎や商業施設、アクセサリーとなり、…
伐り時のスギ林は、人が去ると境界がぼやけていく
主伐期を迎えたスギ人工林は、豊富な資源として存在している。木材価格の長期低迷に、林業従事者の減少・高齢化・不在村化が重な…
里山の手入れは、地域に人を残す仕事でもある
人口減少や高齢化は、地域における里山の維持管理を難しくする。里山を地域資源として共同管理する営みは雇用を生み、人口減少へ…
農地と畜産は、牧草と糞尿が行き来する一つの循環だった
農地で育つ牧草やデントコーンなどの飼料作物は牛の餌となり、牛の糞尿は堆肥や液肥として農地へ還元される。飼料と糞尿の往復が…
里山の恵みを採る手は、里山に手を入れる手でもある
里山は、薪・山菜・工芸材料を地域住民にもたらす。同じ地域の住民や団体は、竹林整備・間伐・炭焼きといった伝統的な管理技術で…
森林は木の集まりではなく、働きの束だった
森林は、水資源の確保、災害の防止、生活環境の保全、保健休養、木材供給、CO2吸収という複数の働きをあわせ持つ。地域の森林…
コウノトリの餌場は、農法の名前になった
コウノトリは野外で暮らすために餌場を必要とする。その餌場を確保するため、農薬や化学肥料の使用を控える農法が「コウノトリ育…
田んぼにいるのは、稲だけではない
田んぼには、稲とともにそこに生息する生きものがいる。田植えから収穫までの米作りに加わると、子どもたちは稲と同じ場所でその…
森林の間伐材は、地域の燃料の出所だった
森林の間伐や製材で出る端材・枝などの未利用木材は、地域の発電所やボイラーで燃料として燃やされる。森林から出た木が、同じ地…
草原は放たれた牛が守っている
阿蘇の半自然草原は、あか牛の放牧が森林化を防ぐことで草原の姿を保っている。その草原は水源涵養や土砂災害抑制などの生態系サ…
森林の炭素吸収は、金融を通って森へ還る
間伐などの管理を受けた森林の炭素吸収量は、クレジットとして認証され、企業へ販売される。県内の金融機関は、購入を望む企業と…
化学肥料も農薬も使わない農地が、人の行き先になっていた
化学肥料や農薬を使わずに営まれる農地の産物は、独自の基準で認められたブランドとして直売所に並ぶ。農地は農業体験の場にもな…
農地は、作物だけの空間ではない
水が溜まりやすい区域や河川合流点付近の農地は、洪水抑制に貢献する可能性がある。そうした農地がある市区町村では、洪水の発生…
森の間伐材が、村の仕事になる
村の約9割を占める森林は、長期契約のもとで間伐が進められ、間伐材を生む。その間伐材が商品の素材となり、村の中に雇用と地域…
藻場と干潟は、金融の外側ではない
沿岸の藻場や干潟はCO2を吸収し、生態系保全や水産資源の回復にも寄与する海洋生態系である。その保全と持続可能な利用に、ブ…
生きものの暦は、気温の上昇を刻んでいる
気温の上昇に応じて、生物種は分布域を移し、開花や初鳴きの時期を早める。南方系種の北上、高山植物群落の衰退、生物季節の早期…
森林は、木材になる前から山村の雇用を生んでいる
伐採後に再植林された森林は、多面的な機能を保ち続ける。その森林は、育つ過程の間伐や育林作業として、また健康・観光・教育の…
里山の安らぎは、体の中で起きている
里山の樹木が放つフィトンチッドや自然の音・景観は、人の五感を刺激する。森林環境に身を置くとコルチゾールが減り、副交感神経…
藻場は、海と水産と地域が重なる場所だった
藻場や干潟は、海洋環境の改善、水産振興、環境教育を通じた地域活性化という効果を、一つの生態系の中にあわせ持つ。海の環境と…
海辺の生きものは、海辺の外でも出会える
房総の海岸で観察される生きものは、観察のポイントとして冊子に記され、小学校から高校へ届く。干潟のカニやヤドカリは実物のま…