Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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秋に川へ落ちた葉は、魚の食卓の入口だった
秋の川には、河畔林から落ち葉が大量に入る。バクテリアが付いた落ち葉は柔らかい葉から水生昆虫に利用され、溶け出した栄養塩は…
尾瀬の湿原を揺らしているのはシカの採食だった
尾瀬では、ニホンジカの増加が高山植物の採食と湿原の植生撹乱として現れている。湿原の植物の変化はシカの数の変化と重なってお…
都心の森は、雨を貯めて森に返す
都市の森では、土壌が雨水を保ち、貯水槽が雨水を貯える。貯えられた水は植栽への潅水として森へ戻り、雨が森の内側で循環する。
道沿いの富士山の植生は、溶岩に守られている
富士山の沿線植生は、年間約40万台が五合目を目指す道路と隣り合っている。その縁には植生破壊防止のための溶岩が置かれ、緑化…
富士山の固有種は、孤立が生み育てた
富士山の独立峰としての地理的隔絶と火山性の特殊環境は、限られた生息域で進化する固有種を生み出す。この隔離ゆえに固有種の分…
ゴルフ場の池に、希少なサンショウウオがいた
水生植物は、ゴルフ場の調整池でもため池に劣らない種数で育ち、水深が浅い池ほど抽水植物の種類が増える。水生植物が10種以上…
居久根の豊かさは、人の手が保っている
宅地内の屋敷林(居久根)は、枝打ちを受けると防風効果が高まる。その豊かな生態系も、人の手が加わり管理されていくことで保た…
森の働きは、一つずつでは守れない
森林の生物多様性保全・水源涵養・土壌保全・物質生産といった働きは、一定の広がりを持つ空間の中で、互いに引き合い、また重な…
都市の樹木の葉は、汚染物質の受け皿だった
都市緑化樹の葉は、気孔からオゾンなどのガス状大気汚染物質を吸収し、葉面にPM2.5などの粒子状物質を沈着させる。この吸収…
湿原は、住民が土地を買うことで守られてきた
湿原の周辺には多くの私有地が含まれている。その土地を地域の住民が借り上げ、やがて買い取ることで、湿原の一部は保全の対象と…
古都の景観は、建物だけではできていない
奈良の市街地では、東大寺や春日大社といった歴史資産と、春日山原始林を含む豊かな自然環境が織り重なり、古都景観を形づくって…
ふだんは湿原、洪水の日は水の受け皿になる場所
ふだんは湿原や草原が広がる遊水地は、洪水のときに川の水を受け止め、下流へ流れる量を減らす。氾濫原を取り戻したモデルでも、…
川は、整えすぎないことで守られる
河川は本来、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な景観をその形のなかに持っている。多自然川づくりでは、それを保全・創出するた…
林冠が閉じた森では、土が雨を吸いにくくなる
森林の土壌は、落ち葉や有機物層を含む多孔質構造で雨水を吸収・貯留する。間伐で林内に届く雨が増え、下層植生が戻ると、土壌の…