Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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都市の街路樹は、大気を吸い込んでいる
都市の樹木は葉の気孔からガス状の大気汚染物質を吸収し、葉面に粒子状物質を沈着させる。この吸収と沈着の働きが、人が密集する…
都市の街路樹は、枯れると凶器になる
都市の街路樹や公園樹は、カシノナガキクイムシが運ぶナラ菌に感染して集団で枯死する。枯死した大径木は倒木リスクとなり、幹に…
都市の木陰は、暮らしを冷やすインフラだった
都市の樹冠は直射日光を遮り、蒸散によって周囲の気温を下げる。葉と土は雨水を受け止め、地表への到達を遅らせる。この気温緩和…
古い木造建築は、森の炭素をまだ抱えている
木材は樹木が光合成で取り込んだ炭素を体内に蓄えたまま、腐朽や燃焼が起きない限り大気へ戻さない。都市の古い木造建築はこの炭…
都市公園は、鎮守の森だった
明治以降、社寺の境内やその周辺の樹林が都市公園として引き継がれた例がある。こうした場所では、樹木のまとまりが都市化のなか…
公園の冷気は、塀を越えて街へ流れ出す
樹林地や芝地では日射遮蔽と蒸散、放射冷却が同時に働き、地表付近に冷たい空気の層が生まれる。この冷気は密度が高いため低い場…
祭りの通り道は、街路の幅が決めていた
神輿や山車は幅や勾配に阻まれずに通れる街路をたどり、神社との位置関係に沿って巡行の道筋が定まる。道が広がる交差点には観客…
奈良の町並みは、周囲の稜線ごと守られている
奈良の古い町並みは、背後の山並みや社寺林と一体の稜線・空間構造として立ち上がっている。建物の高さや色が一定の範囲に収まる…
都市の緑は、眺める場所ではなかった
植物のフィトンチッド放出や香気成分といった生理的な働きは、それに触れる人の自律神経やストレス反応に作用する。土に触れ植物…
都市の緑がエネルギー消費を抑える理由
市街地の緑地やグリーンインフラは、日射を遮り蒸散によって周囲の気温を下げる。この働きにより、建物の冷暖房エネルギー需要が…
都市の緑は防災インフラになる
市街地・都市に緑地や水辺があると、植物の蒸散作用や日射遮蔽、土壌の保水によって気温の上昇が抑えられる。この自然の働きがヒ…
都市の小さな緑地が、消えた生きものの気配を呼び戻す
市街地に残る植物園やビオトープの水辺や植生は、分断された都市空間のなかで昆虫や鳥が行き来する小さな生息地となる。そこに生…
屋上の緑は、都市を歩く理由になる
屋上に積み重ねられた土壌と多層的な植栽は、都市の中に高低差と季節変化を持つ立体的な生息空間をつくりだす。この人工地盤上に…
都市の緑は、眺める対象ではなかった
都市の緑地は、土や植物に人が直接手を触れる場をつくる。植物を世話する反復的な営みが身体を動かし、同じ場所に集う人どうしの…
緑地は眺めるものではなく、人が集まる口実だった
都市の緑地は、手入れや利用のために人が繰り返し訪れ、同じ空間を共有する場になる。反復される働きかけのなかで顔見知りの関係…