Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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岩ガキは、鳥海山の雪で育っている
鳥海山に降る雨や雪は、何十年もの時を経て伏流水となり、日本海の海底から湧き出す。ブナ林の腐葉土由来のミネラルを含む冷たい…
クジラが帰る海には、見ないと決めた港がある
ザトウクジラは繁殖のため毎年同じ海へ帰ってくる。その海で野生のクジラを観察する観光は、地域に収入と雇用をもたらす。一方、…
イセエビ日本一は、漁港ではなく岩礁の記録だった
千葉県いすみ市沖、水深10〜20mの浅瀬に広がる岩礁群「器械根」は、イセエビ・アワビ・タコ・サザエなど多様な魚介類の生息…
海から漂着するものは、神だった
海から流れ着いた漂着物は、漁村の人々にとって単なる物ではなく、海から訪れた神として祀られてきた。えびすはこの寄り神の性格…
海岸の景観は、満潮の水際線から陸へ測られている
砂山ビーチのアーチ岩と白い砂浜は、波浪浸食が形づくった地形である。満潮時の水際線から100mの範囲は海岸地域景観ゾーンと…
水も養分も蓄えにくい砂が、らっきょうを白くする
鳥取砂丘に隣接する砂丘畑は70mの砂の層でできており、水も養分も蓄えにくい。栄養の少ないこの砂の中でらっきょうが育つと、…
宴席の歌は、沖を泳ぐいわしの群れから生まれた
沖合いにいわしが回遊し、遠浅の砂浜が続く浜では、地曳網漁が発達した。その大漁の様子は歌に詠まれて祝いの宴席で歌われ、大漁…
魚にとって、洋上風力の浮体は魚礁でもある
海に浮かぶ洋上風力の浮体構造物は、魚が集まる魚礁としての機能も持つ。電気を生むために置かれた構造物が、海の中では魚の集ま…
豊漁の祈りは、海の生き物の姿をしていた
海の生き物は、御嶽に神として祀られる。海蛇は漁獲への感謝を捧げる神事の対象となり、魚は豊漁を祈る祭りで神輿の姿をとって練…
藻場が吸った炭素は、資金に変わる
海草や海藻の藻場は炭素を吸収・固定する。ウニの侵食から回復した藻場が固定する炭素はブルーカーボンとしてクレジットになり、…
カブトガニの幼生は、地域が数え続ける個体数の記録だった
カブトガニの産卵・幼生・成体は、地域住民・研究者・行政が連携する市民科学の調査対象として継続的に観察されている。幼生の成…
藻場の炭素固定は、金融の外側ではない
里海の藻場は、二酸化炭素を吸収・固定するブルーカーボンの働きを持つ。藻場が固定する炭素は自然価値として評価され、事業化の…
リアス式の入り江は、山の栄養を海の幸に変えていた
リアス式海岸の入り組んだ湾には、山から川を通じてミネラルや栄養分が届く。その栄養分が湾内で植物プランクトンを豊富に育み、…