Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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尾瀬の湿原を揺らしているのはシカの採食だった
尾瀬では、ニホンジカの増加が高山植物の採食と湿原の植生撹乱として現れている。湿原の植物の変化はシカの数の変化と重なってお…
道沿いの富士山の植生は、溶岩に守られている
富士山の沿線植生は、年間約40万台が五合目を目指す道路と隣り合っている。その縁には植生破壊防止のための溶岩が置かれ、緑化…
都市の川は、地下に逃げ場を持っている
ゲリラ豪雨のとき、流域の河川に集まった洪水の一部は、地下の空間に一時的に貯留される。地下にとどまる水は下流への負担を軽く…
湿原は、住民が土地を買うことで守られてきた
湿原の周辺には多くの私有地が含まれている。その土地を地域の住民が借り上げ、やがて買い取ることで、湿原の一部は保全の対象と…
戦場ヶ原の湿原植物は、シカから柵で隔てられている
戦場ヶ原の湿原には350種以上の植物が自生し、その貴重な植物はニホンジカの食害で壊滅的な状況に陥った。湿原を囲む約17k…
古都の景観は、建物だけではできていない
奈良の市街地では、東大寺や春日大社といった歴史資産と、春日山原始林を含む豊かな自然環境が織り重なり、古都景観を形づくって…
奈良の寺院や古墳は、景色ごと守られている
奈良の寺院・古墳・町家は、建物単体ではなく周辺景観とひとまとまりで保全されている。景観計画区域では、周囲に建つ大規模な建…
森林は、一枚の地図の上で一つになる
森林の地形と資源は、位置・施業履歴・所有者とともに一枚の地図に重ねられる。その地図が都・市町村・林業経営体に同時に開かれ…
頂点に立つ猛禽類は、足元の生物多様性を映している
食物連鎖の頂点に立つ猛禽類は、その生息環境の健全性が広範な生物多様性の指標となる。生息環境の悪化や繁殖成功率の低下は、個…
川は、管理者だけの手で維持されてはいない
河川では、草刈り・除草・清掃・維持修繕といった維持管理が毎年繰り返されている。その作業は河川管理者だけでなく、地域住民や…
川は、整えすぎないことで守られる
河川は本来、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な景観をその形のなかに持っている。多自然川づくりでは、それを保全・創出するた…
里山は、もう地縁だけの森ではない
里山林は、かつて地縁的共同体の管理のもとにあった。荒廃した里山林はいま、地域住民・NPO・企業・行政・研究機関など多様な…
森林の間伐は、持ち主だけの仕事ではなかった
森林は、所有者の87%が10ha未満という小さな単位に分かれ、規模拡大を望む所有者は約15%にとどまる。造林を担ってきた…