Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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秋に川へ落ちた葉は、魚の食卓の入口だった
秋の川には、河畔林から落ち葉が大量に入る。バクテリアが付いた落ち葉は柔らかい葉から水生昆虫に利用され、溶け出した栄養塩は…
渓流魚の餌の6割は、寄生虫に操られて川へ飛び込んだ虫だった
河川には、ハリガネムシに行動を操作されたカマドウマやキリギリス類などの宿主が飛び込む。水に入ったこれらの陸生昆虫は渓流魚…
篳篥の吹き口は、ヨシ原に生えていた
鵜殿のヨシ原で育つヨシは、古来から篳篥の蘆舌の素材とされてきた。約75ヘクタールのヨシ原のうち手入れされているのは1%ほ…
冬の田んぼは、休まない湿地だった
収穫後に再び水を入れ、冬も水を張り続ける田んぼは、湿地として多様な生物が働く場になる。農家は、その生物の働きが米づくりに…
湿地の空は、風車のブレードが回る空にもなる
湿地が草地や樹林地と混ざり合う土地も、風車の立地になる。ブレードが回る空では、衝突して死んだオジロワシが見つかっている。
ムツゴロウの食卓は、泥の表面にあった
ムツゴロウは、干潟の泥の表面に生えた珪藻を食べて暮らしている。その干潟の生きものが、センターの水槽や観察会で、人が間近に…
宍道湖の七珍は、淡水と海水のあいだに棲む
宍道湖では淡水と海水が混じり合い、淡水性と海水性の魚介類が同じ湖に生息している。ヤマトシジミは弱淡水域の塩分環境で生息・…
平野の遊水地は、クマと暮らしが出会う場所だった
山間部から離れた平野に広がる渡良瀬遊水地は、かつてクマの確認が稀な場所だった。その遊水地の中でクマが目撃され、利用者や周…
渡り鳥の湿地は、国境の内側に収まらない
湿地は水鳥の生息地となる。東アジア─オーストラリア地域フライウェイは極東ロシアからオセアニアまで広がり、216種の水鳥が…
成虫のホタルは、幼虫のころに食べた巻貝で生きている
水生ホタルの幼虫は肉食で、カワニナなどの淡水巻貝を捕食し、消化液で肉を体外で溶かして摂取する。成虫は基本的に水しか摂らず…
アユの食卓は、川底の石の上にある
川に入ったアユは中流域をめざして遡上し、川底の石に付着した藍藻や珪藻を、櫛状に生え変わった歯でこそげ落として食べる。水門…
水田は、農地であると同時に湿地だった
水田は、稲を育てる農地であると同時に、水鳥の生息地となる湿地システムとして生物多様性を宿している。湿地としての水田の生物…
水を澄ませる生きものは、一種ではなかった
微生物は河床の生物膜で有機物を分解し、湿地の植物は根から窒素やリンを吸収する。植物の生育環境は微生物の活動を促し、二枚貝…