海底の熱水は、2年で金属の煙突を育てた
Mechanism / 自然のはたらき
沈殿→熱水活動
海底の熱水は、上昇して海水に冷やされるとき、銅・鉛・亜鉛を硫化鉱物として沈殿させる。沖縄トラフの掘削孔では、その金属がチムニーとして2年ほどで高さ15mまで積み上がった。
So What / 見えること
ここから何が言えるか
海底の金属は、昔にできて眠っているだけのものではなかった。熱水が冷える場所では、いまも新しく積み上がっている。
Facts / 事実
・海底熱水鉱床は水深500~3,000mの海底拡大軸や島弧-海溝系に分布し、世界で約350か所の徴候地が見つかっている。日本周辺海域では、沖縄トラフや伊豆・小笠原海域で徴候が数多く確認されている。
・JOGMECは2023年8月10日掲載の記事で、海洋鉱物資源は世界中で調査が進められているものの商業生産が行われていない状況と述べた。あわせて、海の資源の開発には陸上の資源開発と比べてより大きなコストがかかると記した。
・2010年9月、沖縄トラフ伊平屋北海丘の熱水活動域で、地球深部探査船「ちきゅう」の掘削により人工熱水噴出孔が形成された。掘削から2年程度のうちに、銅・鉛・亜鉛に富むチムニーが高さ15mまで成長した。
・東京大学の加藤泰浩教授らの研究グループは、沖縄トラフのチムニーの化学組成・鉱物組成を分析し、熱水から金属が沈殿する過程を計算した。その結果、海底下から上昇した熱水が周囲の海水に冷やされ、金属元素が硫化鉱物として沈殿して形成されたことが明らかになった。
・JOGMECは2023年8月10日掲載の記事で、海洋鉱物資源は世界中で調査が進められているものの商業生産が行われていない状況と述べた。あわせて、海の資源の開発には陸上の資源開発と比べてより大きなコストがかかると記した。
・2010年9月、沖縄トラフ伊平屋北海丘の熱水活動域で、地球深部探査船「ちきゅう」の掘削により人工熱水噴出孔が形成された。掘削から2年程度のうちに、銅・鉛・亜鉛に富むチムニーが高さ15mまで成長した。
・東京大学の加藤泰浩教授らの研究グループは、沖縄トラフのチムニーの化学組成・鉱物組成を分析し、熱水から金属が沈殿する過程を計算した。その結果、海底下から上昇した熱水が周囲の海水に冷やされ、金属元素が硫化鉱物として沈殿して形成されたことが明らかになった。
Observation / 観測記録(一次情報)
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JOGMEC (確認日 2026-10-18)https://www.jogmec.go.jp/activities/metal/technology-development/marine-resources/overview/hydrothermal.html ↗
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JOGMEC (確認日 2026-10-18)https://www.jogmec.go.jp/about/publish/jogmec-news-plus/plus_vol14.html ↗
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東京大学 (確認日 2026-10-18)https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/a_00479.html ↗
※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。
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