洪水を防ぐ水路は、日照りの水がめでもあった
Mechanism / 自然のはたらき
水循環→貯留→流量調整
矢部川水系の下流に広がる柳川の掘割は、流域の水を網の目の水路に受け入れる。大雨の際は樋門や堰が流れを妨げ、水を水路網全体へ分散させて下流に届くまでの時間を延ばす。一時とどめた雨水は貯えられ、干害の備えとなる。
So What / 見えること
ここから何が言えるか
水害を防ぐ水路と、暮らしの水をためる水路は、別々のものではなかった。水を遅らせることが、そのまま水を残すことになる。
Facts / 事実
・柳川市は矢部川水系の下流に位置し、掘割の大部分の水を矢部川水系に依存しているため、流域の自治体や関係機関・団体と連携して、沖端川、二ツ川、花宗川、塩塚川、太田川の河川改修を図っている。
・柳川市の掘割では、水位を保つために節目ごとに設けられた樋門や堰が、大雨の際に水の流れを妨げて水路網全体に水を分散させ、下流へたどり着くまでの時間を長引かせる。この掘割は雨水を一時遊ばせて内水氾濫を防ぎ、雨水を貯めて干害を防ぐ働きも持つ。
・柳川市の市全域には総延長およそ930キロメートルの掘割が網の目のように形成されており、約2,200年前の弥生時代から生活用水として利用され、現在も農業用水や防火用水として使われている。
・柳川市では、高度経済成長時に生活排水等が大量に流されて悪臭が漂い、一時は掘割の大部分を埋める議論もなされたが、市民が自治体と連携して底に堆積した泥をさらい汚水の流入を抑え、当初の計画よりも短期間で水質を改善した。
・柳川市の掘割では、水位を保つために節目ごとに設けられた樋門や堰が、大雨の際に水の流れを妨げて水路網全体に水を分散させ、下流へたどり着くまでの時間を長引かせる。この掘割は雨水を一時遊ばせて内水氾濫を防ぎ、雨水を貯めて干害を防ぐ働きも持つ。
・柳川市の市全域には総延長およそ930キロメートルの掘割が網の目のように形成されており、約2,200年前の弥生時代から生活用水として利用され、現在も農業用水や防火用水として使われている。
・柳川市では、高度経済成長時に生活排水等が大量に流されて悪臭が漂い、一時は掘割の大部分を埋める議論もなされたが、市民が自治体と連携して底に堆積した泥をさらい汚水の流入を抑え、当初の計画よりも短期間で水質を改善した。
Observation / 観測記録(一次情報)
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city.yanagawa.fukuoka.jp (確認日 2026-10-18)https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/fs/3/7/5/1/8/_/file20260212121301.pdf ↗
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柳川市 (確認日 2026-10-18)https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kurashi/dorosuiro/suiro/7118.html ↗
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國學院大學 (確認日 2026-10-18)https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/tourism/about/scoop-of-machidukuri-top/scoop-of-machidukuri-08 ↗
※各Factは、一次情報の観測(Observation)をNature Commons編集方針に沿って整理したものです。詳細は各一次情報をご参照ください。
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