Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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流域の森と水田は、地下水の入口でもある
流域では、森林・農地・都市・河川・湖沼が互いに関わり合っている。降水は地中に浸透して地下水を涵養し、整備された森林や湛水…
近づける川岸が、流域の小学校の教室になる
川の水際に近づける河岸や通路が整うと、流域の小学校が総合学習の場としてその水辺を多く使う。多摩川では3つの水辺の楽校が、…
石狩川の水は、川に入る前から治められている
石狩川水系の治水対策は、河道や堤防だけでなく、森林、田んぼ、ため池、ダムといった流域の土地や施設に位置づけられている。上…
水田は雨を川の手前で立ち止まらせる
畦畔に囲まれた水田は、降った雨を一時的に貯留する。排水口を絞ると、たまった水はゆっくりと下流へ流れ出し、河川や水路のピー…
阿武隈川は、源流から遊水地まで教室だった
阿武隈川は、場所ごとに異なる学びの入口を持つ。源流は探検の場に、遊水地は治水を学ぶ題材に、水辺は野鳥や水生生物を観察する…
最上川は、上方の文化が内陸へ届く道だった
最上川の舟運は、上方文化を内陸部へ運び、地域の祭りや生活様式に影響を与えた。急流の最上川では、舟運の安全を祈る祭りが各地…
鵜飼の舞台は、川底まで見える清流だった
長良川の川底まで見える清流は、鵜匠が鵜を操りアユを捕らえる夜の漁の場となっている。篝火が照らす川面の光景は観覧船から間近…
都市の川は、人との関係を結び直す場所だった
都市の川は、水運の衰退や水質悪化とともに人々との関係が薄れた流れである。その川はいま、住民・企業・行政が清掃や除草、川を…
琵琶湖の水は、湖の鮒と平野の米を同時に育てている
琵琶湖の水は、約60種を超える固有種を含む魚介類のすみかであり、固有のニゴロブナもそこに生きる。同じ水は周辺の平野部で米…
用水路を流れる川の水は、売れる電気でもあった
普通河川から取水した農業用水路に並ぶバイパス水路で、水の流れが発電施設を回し、毎秒10ℓで1kWの電気になって街灯や家庭…
河川の増水は、川に届く前の田んぼで抑えられる
河川の増水は、流れ込む前の水田で抑えられる。大雨の前に給水を止めて貯留の余地を空け、排水高を上げて雨を田にとどめると、河…
晴れた日の川は、土の中で遅れて届いた雨だった
森林土壌に入った雨水は、すぐには川へ出ず、地中をゆっくりと流れる。雨の降らない日にも、川には土の中を通ってきた水が流れ続…
流域は、水をめぐる利害が出会う単位だった
流域では、上流と下流の住民、生活用水と灌漑用水が同じ水をめぐって競合し、水不足・水質悪化・洪水リスクが重なり合う。流域の…
あふれかねない川の水は、渇水の川を潤す水でもある
増水した河川の水は、そのまま下流へ流れると大洪水を引き起こす場合がある。ダムのある河川では、その水のうち下流に被害のない…
作物を育てているのは土だけではない
土壌に棲む多様な生物は、有機物を分解して養分を循環させ、病害虫の増殖を抑える。作物の生産は、この土壌生物の働きを受けて成…