Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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松の山林は、写経の黒を蓄えていた
松の山林は、燃やすと煤になる松脂を蓄えた松を育てる。松脂の煤は膠と練り合わされて墨の黒となり、寺社の写経や仏教儀式に用い…
イノシシは、縄文の土器の縁にもいた
イノシシの姿は土で造形され、縄文時代中期の浅鉢形土器の口縁部や、釣手土器の釣手部分に装飾として付けられた。猪形土製品とし…
海から漂着するものは、神だった
海から流れ着いた漂着物は、漁村の人々にとって単なる物ではなく、海から訪れた神として祀られてきた。えびすはこの寄り神の性格…
街への誇りは、街路樹から生まれる
並ぶ街路樹は、街路を移動の場から景観を楽しむ場所へ変え、街並みに品格と風格を与える。その風景は地元への愛着と誇りを生み、…
宴席の歌は、沖を泳ぐいわしの群れから生まれた
沖合いにいわしが回遊し、遠浅の砂浜が続く浜では、地曳網漁が発達した。その大漁の様子は歌に詠まれて祝いの宴席で歌われ、大漁…
山の神の森は、焼かれ、休まされてきた
森は伐られて焼かれ、数年耕されたのち、約30年休ませられる。この焼畑の循環は、山の神への信仰と共に営まれてきた。
稲田の肥沃は、石の神が保証するものだった
稲田の肥沃は、田の神が保証するものとして崇拝されてきた。その神は石の姿で田の脇に据えられ、春の田植えという稲作の節目に、…
豊漁の祈りは、海の生き物の姿をしていた
海の生き物は、御嶽に神として祀られる。海蛇は漁獲への感謝を捧げる神事の対象となり、魚は豊漁を祈る祭りで神輿の姿をとって練…
恵みの川と、災いの川は同じ川だった
河川や用水路の水は、田を潤す恵みであると同時に、水害をもたらす恐れでもある。同じ水が両方を運ぶ流域には水神の祠が祀られ、…
森の恵みは、カムイの住処から届いていた
森林はヒグマをはじめとするカムイの住処であり、山菜・樹皮・木材・動物の供給源でもある。カムイの魂はイオマンテで神の国へ送…
最上川の安全は、山に祈られていた
最上川は舟の通り道となり、その舟運の安全は祈りに託されてきた。祈りは、葉山・湯殿山への代参や「金比羅樽流し」という習俗と…