Connection
つながり
自然と社会のつながりを読む
A(自然の実体)× B(人間の関わり)の交差点から編んだ知識カード
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茅場は、刈られることで草地であり続けた
茅場は、毎年の刈り取りや野焼きで森林への遷移を止められ、ススキやヨシが生え続ける草地として保たれる。刈られた茅は茅葺き屋…
海底の砂でできた宅地は、震源から遠くても液状化した
海底の砂で埋め立てた土地や盛土で造成した宅地は、地震のときに液状化することがある。震源から300km離れた埋め立て地でも…
里山林は、薪を伐るたびに芽吹き直す森だった
コナラやクヌギの里山林は、20~30年ほどの間隔で伐採され、萌芽によって更新を繰り返す森林だった。その伐採が、薪や炭とい…
都市の川は、洪水を防ぐだけの場所ではなかった
都市の地表面が不浸透化すると、雨水の流出量が増え、水質悪化や水害リスクが高まる。都市河川はその水害を防ぐ治水の場であり、…
都市の浸水は、雨がしみこまない地面から始まる
都市の地表はコンクリートなどで覆われ、雨水が地中に浸透しにくい。しみこめない雨水は下水道で河川へ排除される。短時間の集中…
公園や道路の下は、豪雨の水の置き場だった
都市では川沿いに広げる土地が足りず、道路や公園の地下に水をためる空間がつくられた。豪雨の水はそこで受け止められ、白子川流…
休んでいた農地は、一度にではなく年を追って耕作に戻っていた
営農を休んでいた被災12市町村の農地は、一度にではなく年を追って耕作に戻り、休止面積の半分を超えるまで戻ってきた。戻りつ…
菌床しいたけの仕事は、一人ひとりの特性に合わせて分けられる
菌床しいたけの栽培は、軽作業が多い。軽い作業が多いことが、個人の特性に合わせて仕事を割り当てる余地となり、異なる特性をも…
松の山林は、写経の黒を蓄えていた
松の山林は、燃やすと煤になる松脂を蓄えた松を育てる。松脂の煤は膠と練り合わされて墨の黒となり、寺社の写経や仏教儀式に用い…
ものづくりの都市では、ごみが再び工場へ戻っていく
ものづくりの都市では、食品廃棄物・古着・太陽光パネル・都市鉱山が、種類ごとに別々のリサイクル工場へ入っていく。そこで生ま…
農地の上では、作物と電気が同時に育つ
農地は、上部に並ぶ太陽光パネルで発電しながら、その下で農業生産を続けることができる。一枚の農地が、作物の生産と電力の生産…
農地に関わる人の輪は、集落の境界より広い
中山間の農地の維持は、過疎化と高齢化によって集落の内側だけでは難しくなっている。そこへ都市住民が栽培経費を前納して米の長…
市街地の動植物は、知るほどまた見に行きたくなる
市街地の植物や動物は、住民が写真に撮り記録し共有するとき、地域の生物多様性として学ばれる対象になる。動植物への理解が深ま…
農地の炭素隔離は、取引の外側にはない
フェアトレード農園の農地では、アグロフォレストリーや有機農業が営まれ、炭素隔離と生物多様性の保全に貢献している。この持続…
市街地の里山は、歩けば療法の場になる
市街地に隣接する里山や森林の地形と気候は、歩くことで気候性地形療法の場となる。その歩行は運動として温泉での休養や地域の食…
里山は自然の教材ではなく、つながりが見える場所だった
里山は、集落と二次林、農地、ため池が混在するモザイク状の環境として、多様な生物の生息地となる。そこでは食物連鎖や生物間の…
合掌造りの雪は、もう家族だけでは下ろせない
合掌造りの屋根は雪の重みに潰されないよう急傾斜に造られ、それでも積もる雪は人の手で下ろさねばならない。家族や親族が担って…
農地は、土地だけでは引き継げない
農地は、耕し手の後継が途絶えると耕作放棄地へ移っていく。農地が次の担い手へ渡るときには、土地や機械と一緒に、栽培技術・販…
市街地の暑さは、気候の上に街が重ねている
市街地では、気候変動による気温上昇にヒートアイランド現象が重なり、住民の熱中症リスクを押し上げる。緑化、保水性舗装、人工…
扇状地の果樹園は、足もとの草ごと受け継がれている
扇状地の傾斜地の果樹園では、自生する草が地表を覆い、土壌の流出を防ぎながら有機物を補給する。同じ草の地表は多様な植物や昆…
荒れた土は、撒かれたごみで草の生える土に変わる
乾燥地の荒廃した土壌は、撒かれたごみを受け入れ、植物が育つ土壌へ変わる。草が生え、家畜を飼い、農作物を収穫できる土地にな…
都市は水道管の上に建っている
地震や老朽化は都市の水道管を壊し、停電は給水ポンプを止める。どちらも断水の主な原因となり、飲料水だけでなくトイレ・入浴・…
古い木造建築は、木が吸った炭素をまだ抱えている
木材は、生育中に大気から吸収した二酸化炭素を炭素として固定し、燃焼や腐敗が起きない限り手放さない。建物として残る木材はそ…
耕作放棄地の土は、終わった土ではなかった
耕作放棄地の土壌は、土壌改良を経て、再びオリーブを育てる土になる。土を整える手入れはオリーブの生産から加工・販売へと続き…